大容量のHDDやSSDの価格は円安のために価格は横ばいではあるのもの、10年前から比較すると同容量のHDDやSSDは非常に安くなっている事から、クラウドストレージを利用されていた方が外付けHDDを使用される様になっています。
ただやはり外付けHDDと言うのはいつ、ウンともスンとも言わなく可能性がありますので重要なデータはコピーして複数の外付けHDDに保存するかDVDやBlu-rayに保存しておかなくてはいけませんが、RAIDを組む事でコピーを取っておかなくてもデータを安全に保存する事が出来ます。
そこで今回はRAIDを組む事も出来る外付けHDD「D8 Hybrid」をご紹介致します。
4台のうち2台のHDDでRAIDを構成
今回紹介する外付けHDD「D8 Hybrid」は、最大24TByteのHDD4台と最大8TBのM.2 SSD4台の合計8台のストレージを搭載する事ができ、合計で128TByteもの大容量のHDDを組み上げる事ができます。
そして一般的なこう言ったHDDとSSDの両方が搭載可能な外付けHDDの場合、RAIDを組む機能が搭載されているとなると全てのHDDを使ってHDDを組み、SSDはシングルドライブとして使用するか、HDDの書き込み用のバッファとして使用する事で、HDDの書き込みスピードの遅さをSSDでカバーする様になっています。
一方で今回紹介する「D8 Hybrid」では、2台のHDDだけを使ってRAID0、1、JBODを組む事ができ,消えてしまって困る様なファイルがある場合はRAID1でRAIDを組む事でデータを安全に守る事ができますし、大容量のファイルをたくさん扱うのであればRAID0やJBODを使って2台のHDDを1台にして使用する事もでき、残り2台のHDDは別々なドライブとして扱えます。
更にSSDはそれぞれ別々なドライブとして扱う事が出来ますので、もしどれか1台のHDDやSSDが故障したとしても、RAIDを組んでいると同じHDDやSSDを用意しなくてはいけませんが、シングルドライブとして扱えるのであれば用意できるHDDやSSDで交換出来ます。
TerraMaster NASの外付けHDDとしても利用可能
次にこう言った大容量の外付けHDDはNAS機能を搭載し、ネットワークに接続して使用するものが多いのですが、この「D8 Hybrid」はUSB-Cケーブルで接続する様になっており、USB3.2 Gen2において最大10Gbpsでファイルの転送が出来ますし、各ドライブはAPFS、NTFS、FAT32、HFS+、EXT4のほかexFATにも対応しており、WindowsマシンとMacで共有で使用する事も可能です。
更にこの「D8 Hybrid」は、TerraMaster社製のNASに接続する事ができ、TOS5及びTOS6での管理も可能です。
ドライバーレスでストレージ交換
そしてこう言った複数ベイを搭載した外付けHDDの場合、誤ってHDDを抜いたりしない様にカギを使ってロックしたり、ドライバーを使ってHDDを外さなければいけない様になっているのですが、この「D8 Hybrid」ではHDDもSSDもドライバーレスで簡単にHDDを抜いて、SSDを外して交換する事が出来る様になっています。
ですので、HDDの容量がいっぱいになった時だけでなく、データを保存しておいたHDDやSSDを一時的に差し込んでデータをコピーすると言った使い方も出来ますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/64664914/terramaster-d8-hybrid
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