RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)とは、複数のHDDを1つのHDDに見せる事で大容量のHDDを構築したり、1つのデータを複数のHDDに分散して保存する事で読み書きの遅いHDDのスピードアップを計ったり、HDDを複製する事でHDDが故障した際のデータの消失を防いだりすると言う様な機能もあります。
特にRAID1やRAID10に備わっているミラーリングと言ってHDDを複製をするRAIDは、コピーを取る事でHDDの容量は半分になってしまいますが、同時に2台のミラーリングを行っているHDDが故障しない限りデータを失ってしまう事がないのがメリットです。
そこで今回は、インタフェースにThunderbolt 4を採用する事で最大40Gbpsでデータ転送が可能な爆速RAID「HypeRAID Station」をご紹介致します。
SSDのスピードとHDDの大容量をうまく使い分け
今回紹介する「HypeRAID Station」には8つのM.2 NVMe SSDないし2つのU.2 SSDが搭載でき、2台のHDDと合わせてRAI0(ストライピング)、RAID1(ミラーリング)、RAID10(ミラードストライピング)を組む事ができます。
SSDはストライピングで1つのドライブとして割り当てる事で安価で小容量のM.2 NVMeを使って大容量のSSDを構築できる他、SSDのアクセススピードの速さとThunderbolt 4インタフェースの爆速で内蔵SSDと変わらないストレスのないアクセス環境を提供します。
更にHDDはSSDのバックアップに割り当てる事で、もし万が一、SSDが1枚故障したとしてもすぐに新しいSSDを入れ替えてHDDに保存されてバックアップから復元できますので、データの消失を防止する事ができますし、HDDをSSDのバックアップとして使う事で、HDDの低アクセススピードが影響してPCの動作が遅くなる事を避ける事ができるまさに一石二鳥のRAIDシステムと言えます。
PLP(Power Loss Protection)でデータロスを回避
次にSSDに書き込まれたデータをHDDにバックアップを取る事でデータのロストを防止するだけでなく、データロスを100%防ぐ為にPLP(電源喪失保護)機能も搭載しています。
これはキャパシタと言う電力を蓄電しておく事ができる装置を搭載する事で、もし停電等で突然電源が落ちてしまった時に一定時間電源を供給する事で転送中だったデータが損失するだけでなく、SSDやHDDへのデータ書き込み中における既に書き込まれているデータ損失を同時に防ぐ機能で、UPS等の装置を購入しなくてもこの「HypeRAID Station」だけでデータの安全性を保てます。
そしてまた「HypeRAID Station」にはAES256によるハードウェア暗号化機能も備えデータの秘匿性も担保します。
メモリーカードも単体でバックアップ
そしてこの「HypeRAID Station」にはSD(UHS-I対応)カードリーダ、SD(UHS-II対応)カードリーダ、microDS(UHS-I対応)カードリーダ、CFexpress Type-A、CFexpress Type-B クレソン 17 、XQD、CFast2.0の8種類のカードリーダーを備え、「HypeRAID Station」だけでメモリーカード内のデータのバックアップを取る事も可能になっています。
更に「HypeRAID Station」はThunderbolt4でPCと接続される事で「HypeRAID Station」はUSB-Cマルチハブ的にも機能し、2ポートあるUSB-A、3ポートあるUSB-CにUSB-SSD等のUSB周辺装置を接続しPCからアクセスする事ができますし、最大8K@30Hzで出力可能なDisplayPortも備えており外部ディスプレイと合わせてイージーアクセスなデスクトップ環境を構築する事も出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
こちら、詐欺でした。
当方2つ購入したのですが、現在販売者が雲隠れして連絡一切取れなくなっています。
https://www.kickstarter.com/projects/hyperaid/thunderbolt-22-in-1-dock-with-high-security-ssd-hdd-raid/comments
カード会社に返金請求しているところです。