インスタグラムなどを見ていて、海面に浮かぶボートと、そして水中を泳ぐ魚たちを1つの写真に写し込んだ、水面写真と呼ばれるジャンルの写真をご覧になった事はありませんか?
この水面写真は写真の上半分は陸(水面上)を撮影し、下は半分は水中を撮影するのですが、ただカメラのレンズを水中に半分沈めて撮影するだけでは撮影はできなくて、専用のワイドポート(ドームポート)と呼ばれる半球状のレンズカバーをレンズに装着して撮影する事で、画像の上下を水面で区切った画像を撮影することができます。
ですからGoProの様なアクションカメラや一眼レフカメラ用のワイドポートを持つ防水ケース等は多くあるのですが、スマートフォン用となるとカメラのレンズ部分にドーム状のカバーを装備したケースが必要になって来るので、あったとしても機種変更すると使えないと言う可能性もあり普及はしていませんでした。
ですが今回紹介するワイドポートを持つケース「Mobile Mini Dome」なら機種変したとしてもずっと使い続ける事ができるので超お得です。
安心なハードケース
今回紹介する「Mobile Mini Dome」はスマートフォンの防水ケースにワイドポートをくっつける事で半水面写真の撮影を可能としているのですが、この「Mobile Mini Dome」で1番のウリはスマートフォンを収納するケースをソフトケース(袋状のケース)からハードケースに変更した事です。
ソフトケースではどうしても密閉した時に完全に空気を抜く事ができずどうしてもケースとスマートフォンの間に隙間が生まれてしまいます。
そして隙間が生まれる事でソフトケースの上から画面をタッチしても思う様に画面操作ができないと言った事が起こりますので、みなさんもソフトケースに入れたスマートフォンを使ってメッセージを送ったり、写真を撮影したり、SNSに投稿したりする際に思う様に画面が反応してくれなくて困った、なんて事を今までに何度も経験されているかと思います。
一方でハードケースにする事でソフトケースの様な空気が抜けなくてケースとスマートフォンのモニターが密着せず操作し辛いと言う欠点はクリアできますが、今度はハードケースにすると入るスマホ、入らないスマホが出て来ますが、このケースの縦横サイズは172mm X 82mmありますので、最大7インチ、iPhone 13 Pro Max、Pixel 6 Pro、Xperia PRO-I、Xiaomi Mi 11 Lite 5G、OPPO Reno5 Aと言った7インチに近いディスプレイを搭載している最新のスマートフォンの殆どがこの「Mobile Mini Dome」で使えます。
安定した撮影が可能なグリップ付き
そしてこの「Mobile Mini Dome」では、スマートフォンを上下逆さま!?にして撮影を行います。
これはスマートフォンを掌を開いて握っている状態と言うのは水中では非常に不安定ですし、海の様な水面が上下する様な場所ですと水面の上下に合わせてカメラを上下させて、半水面写真を撮影するのであれば、水面とワイドポートの中心を常にシンクロさせてやらなくてはいけません。
そのため力を入れて握りやく不安定な水中で離し辛いグリップを利用する事で、しっかりとカメラをホールドする事ができますし、水面の動きに合わせてカメラを上下させるのもし易くなります。
ただそのグリップをスマートフォンの下部に取り付けると手の位置と顔の位置がかなり離れますし、手と顔の位置が近い方が手も微妙に動かしやすかったりしますので、ちょっとイレギュラーな構造ではあるものの、使いやすさ、ケースの強度、製造費などうまくバランスが取った結果がこの構造でよく考えられていますので、この夏、半水面写真に挑戦してみようと思われている方は下記URLにて詳細はご覧ください。
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