よく六角形のボルトやナットが緩んでいる事に気付いてペンチやモンキースパナでナットやボルトの頭を挟んで締める方がおられますが、これらペンチやモンキースパナは緩く軽いトルクで締め込んでいる時は何の問題もありませんが、きつく締め込むとどうしてもペンチが滑って空回りし、ボルトやナットの角を削ってしまうと後が大変です。
結局、接触面積が減るだけでなく角が丸くなる事でモンキースパナを使って回した時も本来なら対角線上にナットやボルトの頭を挟んで回せるのにも関わらず、角が削られてしまった事でモンキーレンチのアゴの引っかかりが悪くなり、モンキーレンチでも滑って空回りする様ですともう手が付けられません。
そこで今回は常に携帯できるサイズに落とす事で、常に持ち歩け、ペンチを使ってボルトやナットの頭を潰したりと言う事がない様にするモンキーレンチ「OmniPro Wrench」をご紹介致します。
ノギスにもなるモンキーレンチ
今回紹介する掌サイズのモンキーレンチ「OmniPro Wrench」は、アゴの部分を最大20mmまで開く事ができ、最大で直径20mmのボルトやナットを回す事が出来ますが、さすがにM12サイズのナットを規定トルクまで締め込んだり、緩めたりすると言うのは柄の部分が短いこのモンキーレンチでは無理ですが、M5くらいまでのナットやボルトならこのモンキーレンチでも楽々回す事が出来ます。
そして、そう言った小さなナットやボルトが使われている様なクリアランスの狭い場所には大きなモンキーレンチでは回せませんが、この「OmniPro Wrench」なら元々がコンパクトなのでそう言った場所で使えると言うメリットがあります。
更にこのモンキーレンチの柄の部分には目盛が刻まれており、アゴの部分に挟んだものの長さや厚みと言ったものを柄の部分の目盛を読む事で計測する事ができ、このモンキーレンチをノギスの様に使う事も出来ます。
ビットドライバー
次にこのモンキーレンチには磁力脱着が可能な1/4サイズ、1/6サイズのショートビットが4つ収納する事ができるビットホルダーが付属しています。
そしてこれらビットはアゴの部分に彫られた1/4サイズ、1/6サイズのビットホルダーに差し込んでネジを回す事が出来る様にもなっています。
更にこのモンキーレンチの柄の部分にはプレート型のラチェットを埋め込んだビットホルダーホルダーが設けてあり、ラチェットを使う事でネジの頭からビットを抜く事なく左右に振りながらネジを素早く回す事ができますし、ラチェットを裏返す事でネジを外す際にもラチェットが使えます。
スマホホルダー
そしてこのモンキーレンチでは、アゴの部分を少し開きスマートフォンを差し込む事でこのモンキーレンチをスマートフォンスタンドとして利用できますし、スマホは縦向きにも横向きにも立てられます。
そしてまた、柄の部分の側面に目盛が刻まれており、このモンキーレンチをちょっとした定規としても利用する事が出来ますし、栓抜きやガラスブレーカーとしても使えますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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