最近、家庭用の小型のLEDプロジェクターが流行りなのはご存じでしょうか?
手のひらサイズのプロジェクターはどこへでも持って行けますので、子どもの友達が来た時に小型プロジェクターがあれば、リビングのテレビを占領されずに子ども部屋で大きなモニターでゲームをプレイする事ができたりするので便利です。
ただ、選ぶ際に機器の大きさや、投影する画面サイズの大きさだけで選ぶと失敗の元で、1番重要なのは画面の明るさです。
一般的な電球(ハロゲンランプ)を光源とするプロジェクターは2000〜3000ルーメンかそれ以上の明るさを持っていますので、4〜50人が集まる様な会場で照明を点灯したままプレゼンテーションを行っても問題ありませんが、小型のLEDプロジェクターとなると最大でも40〜50インチサイズ大にしか拡大できなかったり、明るさも3ケタなので遮光カーテンをしっかりと閉めて照明を消さなければ、投影されている映像をしっかりと認識できなかったりもします。
そこで今回は800カラールーメンのLEDプロジェクター「Philips PicoPix Max」をご紹介致します。
カラールーメン
通常プロジェクターの明るさは”ANSIルーメン”と言う単位で表されるのですが、この計測にはスクリーンを縦横3分割にし合計9つのエリアの明るさの平均をとったものが”ANSIルーメン”で、これはプロジェクターから白い光を照射した時の明るさになります。
つまり投影した映像が白っぽい、例えば雲が多めの空を撮影した様な映像であれば数値通りの明るさを維持できるのですが、通常は全体的に白っぽい絵の作り方となり普通はそう言う動画ってありません。
そこで実際の明るさを表す単位として最近用いられるのがカラールーメンで、通常プロジェクターは赤、青、緑と言った光の3原色に分けて映像を投影し、レンズで合成して投影しますので、絵の作りが青色を使っていない様な場合、実際の明るさはANSIルーメンだと2/3になるのです。
ところがカラールーメンは光の3原色、赤、青、緑のそれぞれの光源1つ1つがどれくらいの明るさであるかを表した数値で、明るさの数値が同じであってもANSIルーメンと比較すると確実に明るいのです。
つまりこの「Philips PicoPix Max」は800カラールーメンなのですが、通常LEDプロジェクターの場合は部屋の照明が点灯してたり外光が差し込んでいたりすると映像をハッキリと認識する事はできないのですが、この「Philips PicoPix Max」はそう言う様な状況下でもハッキリと映像を見る事ができるのです。
多彩な接続、投影方法
次にこの「Philips PicoPix Max」で注目すべきは、多彩なインタフェースです。
まずWiFiモジュールを搭載している事でMiracastやAirPlayに対応しており、Androidスマートフォンやタブレット、そしてiPhoneやiPad、Mac等をワイヤレスで接続してそのデバイスの映像を表示する事がまず可能です。
次にUSB端子を搭載し、USBメモリやUSB接続の外付けHDD等を接続してそれら記憶装置に保存された動画ファイルや静止画を表示する事もできます。
また、USB-C端子を接続していますので、USB-Cを搭載したMacBookやMacBook Pro、iMac、iPad ProやAndroidスマートフォン、タブレット、WindowsPC等の外部ディスプレイとしても利用できます。
またこの他にHDMI端子を装備していますので、HDMI映像端子を装備したゲーム機やDVDプレイヤー、FireTV等を接続して映像を楽しむ事もできますし、Bluetooth経由でこの「Philips PicoPix Max」をBluetoothスピーカーとしてだけ使用する事も可能です。
120インチ4K映像
そしてこの「Philips PicoPix Max」は4K映像の再生に対応しており、投影映像の解像度も4Kになりますので、スクリーンではなく壁に投影したとしてもかなり高精細な映像を楽しむ事が可能です。
また画面サイズは最大120インチで、画面のオートフォーカス、オートアジャスト機能もついており、移動させる度に壁やスクリーンに映像を投影しつつピントや画面の向きを調整しなくても良いので、設置してスイッチを入れたらすぐに映像を楽しむ事が可能です。
OSはアンドロイドなので「Philips PicoPix Max」だけでも楽しめます
また、この「Philips PicoPix Max」にはAndroidOSが内蔵されており、NetflixやYouTube等のアプリも最初からインストールされていますので、WiFiの環境さえあればこの「Philips PicoPix Max」だけでも映像を楽しむ事ができますし、”Google Play”アプリも入っていますので、ゲーム等もこの「Philips PicoPix Max」単体で楽しむ事ができますので、もし興味を持たれた方はスペック等も含めて下記URLにてご確認ください。
この記事へのコメントはありません。