最近の天体望遠鏡がどうなっているのかご存じですか?
最近の天体望遠鏡にはモノによっては電動雲台が搭載されており、スマートフォンから操作すると見たい天体にフォーカスを自動的に合わせてくれるだけでなく惑星や恒星の動きに合わせて望遠鏡もシンクロして動き一晩中自動的に観測してくれるだけでなく、最近の天体望遠鏡にはカメラなども搭載されており、タイムラプス撮影なども天体望遠鏡1つで行える様になっているものもあります。
そして今回紹介する天体望遠鏡「Finder TW2」は前述した様な天体観測に便利な機能はありませんが、天体観測以外の撮影にも使えるマルチ機になっています。
太陽の黒点観測
今回紹介する天体望遠鏡「Finder TW2」は、集光力137倍、分解能1.7秒、光学400倍レンズを搭載した望遠鏡で土星の輪や月のクレーターなどもハッキリと撮影する事が出来る能力を持っているだけでなくサンフィルターを取り付ける事で太陽の黒点などの観測なども行えるのですが、カメラ側にAI画像処理エンジンが搭載されており、レンズを通して見ている天体が惑星なのか恒星なのかをAIが判断し絞りやシャッタースピードなどを自動的に合わせてくれますので、流れ星などもフォーカスが合えば後はカメラがAIが色補正、絞り、明るさを調整しノイズ除去などを行った上でハッキリとした映像に残してくれます。
野生動物の撮影
次に天体望遠鏡と言うのは基本的には暗い天体を見る為に大口径のレンズを搭載する事で小さな弱い光を集め明るくしていますので、昼間の景色を見るには明るすぎて本来なら景色を見たり野生動物を見たりと言った用途には向いていません。
ですがこの「Finder TW2」ではカメラ側にMoonモード、ナイトモードと言った天体観測用のモードに加えてランドスケープモード、ポートレイトモード、スポーツモード、曇りモードと言ったモードを備えており、野生動物だけでなく、景色などの撮影が行える様になっています。
カメラは他の天体望遠鏡でも使用可能
そして1/1.8″ CMOSを搭載し、4k@30fpsでの高解像度撮影が可能なカメラDS1は、既に所有している天体望遠鏡に接続し撮影の記録が行える様に1.25インチアイピースアダプタが付属しており、アイピースがの径が標準サイズの1.25インチであれば、カメラを単体のみを手に入れ、愛用している天体望遠鏡と一緒に利用する事も出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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