プールや海へ行かれるこの時期にかかる病気として一番多いのが外耳炎や中耳炎です。外耳炎は細くまでの耳の穴(外耳道)の中で細菌感染によって起こる炎症反応で、中耳炎は耳の中になるのですが、みなさんがよくかかる外耳炎(外耳道真菌症)は耳かきをし過ぎて傷ができた所へカビが感染したり、プールや海へ入り過ぎて耳の中に汚水が入り込み、それが皮膚に染み込んだりして起こるのですが、初期症状としてよくあるのが”痒み”なのです。痒いのでついつい耳垢が溜まっているのであろと耳かきでゴリゴリと耳垢をこそぎ落として取り出そうとすると外耳道を傷つけて更に症状が悪化して痛みが出たり、膿が出て来たりしてやっと耳鼻科に連れて行って外耳炎だと言う事が判明するのですが、外耳炎を何度も発症しているとそのウチに聴覚に異常を来たりしたりしますので、できれは早いウチに見つけて対処してあげる方が良いのですが、子供の耳の穴って小さいのでなかなか鼓膜までは見通す事ができませんし、それがそのまま様子を見ていて自然に治るものなのか、病院へ行かなければならないレベルなのか判断できません。そう言う外耳道にかかる症状を自動的に撮影した画像から診断してくれるのがこのCCDスコープ「hearScope」です。
さてこのCCDスコープ「hearScope」は直径10mmの赤ちゃんの小さな耳でも見る事のCCDスコープで、画素数は200万画素ながらCCDの周りに配置された6つの白色LEDに耳は照らされてハッキリと撮影する事ができますし、CCDスコープの持ち手のダイヤルを回す事で最大200倍にまで拡大して見る事ができるのです。
しかもこの「hearScope」はAndroidスマートフォン(iPhoneには対応していません)に接続して使用するCCDスコープで、Androidスマートフォンに専用アプリケーションをインストールする事でそのアプリケーションを使ってCCDからの映像を見る事ができたり、その撮影した映像を動画や静止画で保存したりする事ができるのです。今までにも耳の穴の中を覗けるカメラは多数存在していたのですが、その全てが単体で動作するCCDスコープでその映像を撮影したり保存したりと言う事が難しかったのですが、この「hearScope」においては最初からスマートフォンと連携して使用する事を前提にしており、映像の保存も容易です。
また有料になりますが、その映像を元に自動的に外耳にかかる病気を診断してくれるAI診断も搭載していますので、新米ママにとっては強い味方となりますし、別に診断機能を使わなくても耳の中を撮影する事はできますので、正常な時の動画や静止画を残しておき、今の状態と以前の状態と比較するだけでも悪くなっているのかがすぐに分かりますので、赤ちゃんが耳をやたらと触るなと思ったらこの「hearScope」で覗く様に心がければ、ちゃんと症状を言葉で伝える事ができない赤ちゃんでも大事に至る事はないでしょう。
またこの「hearScope」はそれだけではありません。みなさんが日頃から困っている耳かきの時に使用すれば自分一人で耳の中を見て耳かきをすると言う用途にはこの「hearScope」は向いていませんが、少なくともパートナーや誰かに耳の中をこの「hearScope」で撮影してもらいながら耳かきをしてもらえば、手に取る様に耳垢の位置も分かりますし、ゴリゴリとむやみやたらに耳の中を擦って耳を傷つける事もありませんよ。
なお詳細につきましては下記URLをご覧ください。
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