最近増えて来たペン型ツールを使うメリットは何と言っても軽いため、細かな穴開け作業が手軽に行える所で、特に模型を作ったりする際にコードレスなペン型ツールは扱い易いだけでなく、微妙なポイント合わせなどが行え精密な作業を行うのに最適です。
ただ従来のペン型ドリルは使い易いのですが、トルクが小さく硬い素材を加工する際にすぐにドリルの刃がかんで止まってしまうと言う弱点を持っています。
そこで今回は、従来のペン型ドリルとは違い最大トルク3.5 kgf.cm.でガンガン穴開け作業が行える「DC5 PLUS」をご紹介致します。
遊星ギア搭載でトルクアップ
では何故、今回紹介するペン型ドリル「DC5 PLUS」が3.5 kgf.cm.もの高トルクを出す事が出来るのかと言えば、遊星ギアボックスを搭載しているからです。
従来のペン型ドリルはモーターとチャックがシャフトを使ってダイレクトに直結されているため、モーター特性以上のトルクを出す事が出来ませんでしたし、ペン型であるが為に小型のモーターしか搭載する事はできず、それもトルク低い原因になっていました。
そこでこの「DC5 PLUS」では事情に小さな遊星ギアボックスを内蔵する事で最低回転数500rpmで回せば3.5 kgf.cm.もの高トルクを出す事が出来ますし、ドリルの回転スピードは500→600→700→800→900rpmと5段階に調整する事が出来る様になっています。
そして多くのペン型ツールがアルミボディーを採用しているのに対してこの「DC5 PLUS」ではカーボンファイバーを使っており、従来のペン型ツールよりも軽くなっているため、長時間の使用でも腕が疲れない様になっていますし、LEDも搭載しているため、穴開けを行う部分を明るく照らし出す事が出来る様になっており、作業もし易くなっています。
ベンチトップドリルプレス
次にこの「DC5 PLUS」にはオプションでベンチトップドリルプレスが用意されています。
ベンチトップドリルプレスはペン型ドリルをボール盤の様に変身させるペン型ドリルのホルダーの様なもので、ベンチトップドリルプレスを使う事で、フリーハンドでは難しい真っ直ぐ穴を開けると言った作業が出来ますし、穴開け作業をしている際に手に持ったドリルが微妙に左右に振れて穴が大きく開いてしまうと言う様な失敗がありません。
更にペンチトップドリルプレスには脱着が容易なバイスも用意されており、バイスを使って素材を挟む事でドリルの刃が滑って違った場所に穴を開けてしまったりする事がありませんし、貫通させるのではなく途中まで穴を開けると言った作業も簡単に行えます。
20種類のドリルビット
そしてこの「DC5 PLUS」には最初からチタンコーティングされたスチール製の2.35m径のドリルビットが20サイズ(0.5,0.6,0.7,0.8,0.9,1.0,1.1,1.2,1.3,1.4,1.5,1.6,1.7,1.8,1.9,2.0,2.1,2.2,2,3mm)が付属しており、木や樹脂素材だけでなくアルミなどの素材に対しても穴開け作業が行えますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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