最近、複数のディスプレイを搭載したPCが数は多くはないものの有名メーカーなどからもリリースされているのはご存じですか?
1年ほど前まではノートPCのディスプレイに固定し、ノートPCのディスプレイの左右にサブディスプレイを増設したり上に増設したりすると言ったものが多かったのですが、こう言ったディスプレイは嵩張るだけでなく、場合によってはノートPCのディスプレイに固定し使っていた為にヒンジ部分に負荷がかかりヒンジが折れてしまったりと言った様な事案もある事から、最初から複数のディスプレイを搭載したノートPCが増えています。
そこで今回は16インチに10インチ2枚のトリプルディスプレイ構成のノートPC「Greyshork X3」をご紹介致します。
観音開きのトリプルディスプレイ
今回紹介するノートPC「Greyshork X3」にはメインとなる16インチのディスプレイの他に、左右に展開する事ができる10.2インチのディスプレイを搭載しており、常にトリプルディスプレイの環境でPCを使った作業を行う事が出来る様になっています。
こう言った複数のディスプレイを持つノートPCの場合、スライドさせたり、この「Greyshork X3」の様にヒンジを使ってディスプレイを折り曲げたりして上下左右に展開するタイプのものがあるのですが、この「Greyshork X3」ではヒンジを使って左右に展開したディスプレイを扉の様に折り畳み事が出来る様になっていますので、折り畳んだ際の見た目がスッキリとしており、厚みもディスプレイ1枚分しか厚くなっていませんので、手に持って持ち歩き易くなっています。
また扉の様に左右に開く10.2インチのディスプレは、折り畳んだ際に磁力によって16インチのディスプレイに吸着する様になっていますので、落ち畳む際にディスプレイが開いてキーボードやディスプレイを傷つけたりしない様になっていますし、ディスプレイが直接キーに当たらないため、ディスプレイ画面が汚れたりすると言った事も防げます。
OCuLinkコネクタ
次にこのノートPC「Greyshork X3」にはCPUにIntelのi7-12650Hを採用しているのですが、グラフィックボードは搭載していませんので、画像や動画を編集したり、FPSゲームなどをプレイするとどうしても処理が追いつかず処理時間が長くなったり、まともに動かせなくなったりします。
そこでこの「Greyshork X3」には外付けのeGPUを接続する為のOCuLinkコネクタを備えており、Thunderboltよりも早い64Gbpsでボードとの通信が可能ですのでFPSゲームなどもサクサクとプレイする事が出来ます。
メモリーやSSDナシモデル
そしてこの「Greyshork X3」にはメモリーはDDR4-3200MBが2スロット、SSDは2280サイズのM.2 NVMe SSDスロットが用意されておりメモリー8Gと32GB、SSDに512Gと2TBの組み合わせてバリエーションが組まれているのですが、バリエーションの中にはメモリーなし、SSDなしと言うバリエーションも用意されており、その場合は自分で選んで搭載する事が出来る様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/greyshork/greyshork-x3-3-screens-endless-possibilities
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