土がなくても栽培できるハーブや野菜は意外と多く、ネットをググッればその方法を解説したサイトはたくさん出て来ますので、キッチンやダイニング、キッチン等で水耕栽培をされている方も多いかと思いますが、水耕栽培って水と肥料を入れて放置しておけば勝手に大きくなって収穫できるのか?と言うと意外とそう言うワケにはいきません。
水耕栽培をしていると言う事は、その水槽の中には水の他に液体肥料が入っており、しかも湿潤で余程風がよく当たる場所へ置いておかなければ風通しも悪くカビが生えるには絶好の環境ですから、仕事が忙しくてちょっと忘れているとスポンジに黒いシミが点々とついていて台無しに…..なんて事はよくありますから毎日小まめにチェックして少なくとも水分を補給するだけではなく、容器も小まめにチェックして洗う事が必要なのですが、どうしてもズボラな人には最初やり始めた時は何でも楽しいですから最初のウチは小まめに水替えや掃除をするでしょうが飽きてくればついつい放置になってしまいます。
そんなズボラな人でも枯らさず腐らさずカビを生えさせない栽培ポットがこの「FogBox」です。
ではこの「FogBox」はどう言う栽培方式を採用しているのかと言うと”霧化式水耕栽培”と言う水耕栽培の一種なのですが、ちょっと聞き慣れない霧化式と言って水を霧状にして与える方式を採用しています。この”霧化式水耕栽培”では水溶性の肥料を加えた水を与える所までは水耕栽培と同じなのですが、その水を超音波振動子を使って水を霧状にする事で根は水に浸かっていなくても霧状にした水滴が根に付着して水分を吸収しますからしっかりと水分補給はされますので根は水に浸かっていなくても枯れません。
ではわざわざ霧状にするメリットは何なのか?それはまず植物は葉だけではなく根からも二酸化炭素を吸収し酸素を放出しているのですが、家庭で行う水耕栽培では容器に水は貯めっぱなしで対流しませんから水が空気と混ざり合って空気が水に溶け込むと言う事がありませんから根が呼吸困難を起こして根腐れを起こしてしまいますが、この「FogBox」では根は常に空気に触れていますから根腐れを起こす事がありませんし、水を霧状にする事で空気の対流が生まれ、カビが繁殖しようにもカビの胞子は対流により風で飛ばされてしまい1ヶ所に止まって繁殖する事ができませんからカビも生えないと言うメリットもあります。
そしてもう1つ水を霧状にする事で水のクラスターが小さくなり根からの吸収率が良くなり、普通の水耕栽培と比べてより少ない水の量で早く育てる事ができるメリットもあるのです。
しかもこの「FogBox」は植物育成用のLEDまで付属していますから、水の残量さえ気にして補給する様に心がけてさえいれば植物は勝手に育ってくれますから、短期の旅行に出かけたりズボラな人でも腐らしたり枯らしたりと言う事はまずありません。
そんな「FogBox」の使い方ですがセットの仕方も非常に初心者にも優しく作られており、水槽に水を入れて蓋をし、蓋に空いたスペースに専用のポットに植えた植物を差し込んで行くだけです。ただこの「FogBox」は種から育てる事はできず苗からになりますが、苗を買って来て綺麗に土を落として洗ってポットにセットしさえすれば後は育つのを待つだけです。
どうですか?放置しておいて根腐れしたりカビが生えたりしないって言うのが魅力的ですよね。詳細については下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/1881149312/fogbox-the-best-way-to-grow-herbs-indoors
この記事へのコメントはありません。