ロボット芝刈り機のトレンドはRTK−GPSと言って、自前のGPS発信器を敷地内に設置し位置補正をセンチ単位で行える様にする事で広い芝生を刈り残しなく芝刈り出来る様にしたものから、カメラとLiDARセンサーを使って今いる場所をカメラの映像から把握し位置補正した上で、高性能なカメラはロボット掃除機の走行に支障をきたす様な小さな障害物をも見分け回り込む事で刈り残しを最小限に出来る様になっています。
更に刈り取った芝はそのまま庭に放置されていたので、刈り取った芝を集めて来て捨てるのは私たちの仕事だったのが、今ではダストボックスに集めて自動で廃棄場所へ持って行って廃棄できるロボット芝刈り機なども登場しより便利になっていますが、どうしても狭い場所を芝刈りするのは苦手ですし、場合によってはスタックして動かなくなるようなロボット芝刈り機もあります。
ですが今回紹介するロボット芝刈り機「360° AI VISION MULCHING MOWER」は、そう言ったロボット芝刈り機に残っていた問題を全て解消した完璧なロボット芝刈り機になります。
FlowCut 芝刈りシステム
今回紹介するロボット芝刈り機「360° AI VISION MULCHING MOWER」には従来のロボット芝刈り機にはなかった”FlowCut芝刈りシステム”が採用されています。
この”FlowCut芝刈りシステム”は2層構造になったプロペラの様に角度のついたカッターが装着されており、まずは3〜9cmの長さの間で芝残してカットするのですが、その芝はプロペラの様な刃が作り出す上昇気流によって舞上げられ高速で回転する2層構造になった刃が芝を細かく切り刻むのです。
そして細かく刻まれた芝は芝と芝の間の隙間を埋め、地面を切り刻まれた芝が覆う事で地面の温度を調整したり、雑草が生えたりするのを防いだり、病害虫を予防したり、土が硬くなるのを防ぐマルチングとしての機能を果たす様になっています。
360° AI VISION
次に紹介する”360° AI VISION”もロボット芝刈り機においては初とも言える技術で、一般的なロボット芝刈り機には進行方向を監視するカメラしか搭載されていないのに対して、この「360° AI VISION MULCHING MOWER」にはボディー前面にステレオカメラ、頭の部分に前方と左右側方を監視するカメラ、そして車体後部に後方を監視する為の6台ものAIカメラを搭載し360°監視しています。
そしてこれらカメラによって人、や動物、木、レジャーシート、石と言った芝生の上にあるであろうモノや動くものを個別認識し、動くものに対しては移動方向を予測し、絶対に当たらない様に避けて進行する能力を持っています。
更にこのロボット掃除機は通る事ができるギリギリの幅しかない通路もカメラとTOFセンサーを使ってうまく車体を制御してしかりと通り抜ける事が出来ますし、芝生との境界なども最初に学習させる事で境界ギリギリを走行して綺麗に刈り残しなく芝生を刈る事が出来る様になっています。
そしてロボット芝刈り機に搭載されたカメラを利用して庭をパトロールさせそのライブ映像をリアルタイムで監視する事が出来る様になっているだけでなく、リモコン機能を使いリモートで芝を刈る事も出来る様になっています。
オムニローラー
そしてこのロボット掃除機には前輪にオムニローラーが採用されています。
このオムニローラーと言うのは小さなタイヤが集まって1本のタイヤを構成しており、その小さなタイヤが横方向に回転する事でオムニローラーを4本搭載した車体は何と横方向に移動する事が出来るのです。
一方でこの「360° AI VISION MULCHING MOWER」には前輪にしかオムニローラーは搭載されていませんが、後輪を軸に360°回転すると言った動き方が出来るため、狭い場所もうまく切り抜ける事ができますし、エッジカッティングモードと言って境目を綺麗に出してカットすると言った場合、ロボット芝刈り機ですと長く伸びた草などに押されて移動方向を変えられてギザギザにしか刈る事ができないのですが、オムニローラーを使って車体を草に押しつける格好で制御する事でこのロボット芝刈り機では1回の通過で綺麗に境目を作る事が出来ます。
更にこの「360° AI VISION MULCHING MOWER」では、WiFi以外に4Gでも通信が可能となっているだけでなくGPSの他にオプションでTRK-GPSも用意されていますので、詳細をご覧になりたい方は詳細は下記URLをご覧ください。
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