モンキーレンチってご存じですか?
モンキーレンチは主に六角ナットや六角ボルトを締めたり緩めたりする際に使用する道具で、スパナと違い可動式のアゴと呼んでいる部分を動かす事で様々なサイズのナットやボルトに対応させる事が出来ます。
ですので1本携帯しておけば、例えば自転車で出かけた際にボルトが緩んでいる事に気付けばすぐに締め直す事が出来ます。
そのため最近のマルチツールの中にはモンキーレンチをベースに様々な機能を機能を付加したものが増えて来ており、従来の1枚の板に様々なサイズの六角形の穴を空けてボルトやナットを回す事が出来る様にしている様なものよりは汎用性が高いだけでなくベースがモンキーレンチですので使い勝手と言う点においても使い易くなっています。
そこで今回はモンキーレンチをベースに10の機能を持つ「Orioners Z3」をご紹介致します。
幅の広いアゴ
コンキーレンチではナットやボルトの頭を挟む部分をアゴと呼んでいるのですが、今回紹介する「Orioners Z3」ではこのアゴの幅が、この「Orioners Z3」と同じ様にキーホルダーにつけて持ち歩く事が出来るコンパクトなモンキーレンチよりも幅の拾いアゴを持っているのが特徴です。
アゴが狭いとサイズの大きなナットやボルトを挟んだ際に、ナットやボルトの辺をしっかりとアゴで掴めていませんとモンキーレンチでナットやボルトを回した際にナットやボルトを挟んでいるアゴの部分が滑って、ナットやボルトの角をナメてしまったりします。
そうすると角が欠け丸くなっったボルトやナットは更にアゴの部分が滑りやすくなり、六角形のナットやボルトが更に丸くなって行き回せなくなって行きますので、ナットやボルトの辺の端から端までアゴでしっかりと挟めるとアゴが滑って角をナメてしまうと言う事がなくなりますので、アゴが広いと言う事は重要で、同ジャンルのモンキーレンチが最大M10サイズのナットやボルトまでしか対応していないのに対してこの「Orioners Z3」では最大M12サイズのナットやボルトまで対応出来ます。
更に上アゴから伸びるアーム部分には目盛が刻んであり、アゴの部分で材料を挟む事でノギスと同じ様にサイズを計測する事ができる様にもなっていますし、アゴの部分にはプラスドライバーが作り付けてあり、ネジなども回す事が出来る様になっています。
切れるナイフ
次にこの「Orioners Z3」にはちゃんとした刃のついた折り畳みナイフがグリップ部分に内蔵されています。
こう言ったEDCツールに搭載されたナイフと言うのは単に切れると言うだけで切れ味に関しては二の次であるものが少なくありませんが、この「Orioners Z3」ではしっかりと刃のついた刃が搭載されており、紙はスパッと切る事ができ、鉛筆などもピンピンの削る事が出来ます。
そしてまたグリップ部分にはプレイバーが作り付けてあり、ペール缶を開いたり、プルトップを開いたりと言った用途に使用できますし、栓抜きや釘抜き、更にはマイナスドライバーとしての機能も持ち合わせています。
クリップとマグネティックバッキー
そしてこの「Orioners Z3」にはクリップがグリップ部分に取り付けてあり、衣服のポケットやバッグのポケットに差し込んで持ち歩く事が出来ますし、オプションにはなりますがマグネットバッキーと言って磁力で脱着する事ができるホルダーも用意されており、このホルダーにはカールコードがついている事から落としてしまったとしても安全ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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