ショップの売り場で見た時はこれいいなぁ〜、これ使えるじゃん、これ自分向きじゃない!と思って購入した収納ケースや収納ラックが、いまいち使えないと言った様な経験をされた事はありませんか?
例えば道具を収納するにしても様々なパーツを収納するにしても人それぞれ、どう言ったものを加工するのかによって道具もパーツの大きさや形、数なども大きく変わって来ますので、これならどの様な用途にもピッタリと言う様な収納ラックの様なものは存在しません。
かと言って自分でパーツを選んで組み立てる様なシステムラックなどもありますが、こちらも全て自分の希望を満たす様なものに出会うのは難しいと言えます。
ですが今回紹介する「Modular Toolbox System」であれば、きっと自分の希望とする収納ラックを作る事ができます。
自宅の3Dプリンターでプリント
今回紹介する「Modular Toolbox System」は、FDM方式の3Dプリンター向けの3Dデータ集で、実際のシステムラックは付属しません。
ですが自宅に3Dプリント中プリンターがあれば、自分の希望とするサイズのプレートや引き出しと言ったパーツを選び3Dプリントして思い描いた通りのシステムラックを自作する事ができます。
しかも1つ1つのパーツは細かく分割されており20cm×20cm四方造型エリアを持つ3Dプリント中プリンターがあれば、問題なくパーツをプリントし、連結して幅が60cmほどもある棚を組み立てる事が出来ますし、もちろんただ連結して大きなプレートを組み立てる事が出来るだけでなく強度なども計算に入れて設計されていますので、耐荷重以下で使用するのであれば、システムラックが割れて崩壊すると言った様な事はありません。
そしてもし、強度が必要な時は市販の木製の板などを使う事も出来ますし、フレームとなる部分には市販のアルミフレームを利用する様になっていますので、強度も安心です。
システマティックな収納を可能とする拡張パーツ
次にこのSTLファイル集に収納されているのは棚や引き出しのデータだけではありません。
小さなネジやボルト、ナットなどを分類して収納できる様に、パーツボックスなどのデータも収納されていますし、道具などを壁にかける事ができる様に穴の空いたペグボードなどのデータも収納されています。
そしてドライバーやペンチなどの道具を収納するためのトレイなどのデータも収録されていますので、道具なども非常に綺麗にスマートに並べて収納する事が出来ます。
ライトアップ
そしてこのSTLファイル集では市販されている様々なパーツを利用する事が出来る様に考えられているのですが、市販のLEDライトバーも利用出来る様になっており、場合によってはシステムラックにフィギュアなどを並べてライトアップし、ショーケースの様な使い方も出来ますので、もしどの様なシステムラックを作る事が出来るのか詳しくお知りになりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/printableaccessories/modular-toolbox-and-workspace-system
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