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4つの深度カメラによって小さなフィギュアから大きなヘリコプターの様な乗り物まで3Dスキャン出来る3Dスキャナー「MIRACO 3D Scanner」

3Dスキャナーは今や、ターンテーブルの上に乗る様なサイズのものしかスキャナする事が出来なかった時代から、3Dスキャナを手に持ち、3Dスキャンを行いたい車などに向けながら車の周りをグルッっと一周する事で3Dスキャンできるものや、建物の様なものまでスキャンできる様な3Dスキャナまであります。

ただ3Dスキャナは単なるカメラですので、3Dスキャンを行う際には必ずデータを処理する為の高性能なグラフィックカードを搭載したパソコンやスマートフォンなどが必要になって来る上に、ワイヤードタイプはスキャンスピードは早いものの大きな構造物をスキャンする場合にはケーブルの取り回しが面倒ですし、ワイヤレスタイプのものはスキャンに時間がかかります。

そこで今回は小さなフィギュアから大きな車両までカメラ単体で3Dスキャン可能な3Dスキャナ「MIRACO 3D Scanner」をご紹介致します。


カメラのみでスキャン完了


今回紹介する3Dスキャナ「MIRACO 3D Scanner」は、据え置きでターンテーブルを使ったスキャンも出来れば、手持ちでもスキャンできる3Dスキャナで、小さなものは小指の先くらいの小さなフィギュアから、大きなものでは脚立に登ったり、被写体の周りを移動しながら撮影しなければスキャンできない様な大きさのものまで3Dスキャンできる3Dスキャナになります。
そして三脚に固定された「MIRACO 3D Scanner」で撮影した場合のスキャン精度は0.05mm、ターンテーブルを使った場合は0.02mmと非常に高精細にスキャンができ、移動しながらスキャンした場合でも0.5mmの精度でスキャンする事ができ、スキャン出来る被写体の限界はなく、しっかりと撮影の準備さえ事前にしておけばどの様な大きさのものでもスキャンする事が出来るのです。

そしてこの「MIRACO 3D Scanner」の最大の魅力は何と言ってもカメラのみで3Dスキャンが行える事で、「MIRACO 3D Scanner」のモニターを見ながら3Dスキャンできる事でPCやスマートフォンに縛られる事も、影響される事もなく、快適にスキャン作業が行えます。


2種類のスキャンモード


次にこの「MIRACO 3D Scanner」には2種類のスキャンモードがあり、シングルショットモードは写真を撮影するかの様にシャッターを切りながら被写体をスキャンして行くモードで、撮影する場所や角度、方向などを変えながらシャッターを押して撮影して行きますので3Dスキャンには時間がかかりますが、その代わり高精細なスキャンが可能ですので、フィギュアなど細かな部分までスキャンしたい場合にはこのシングルショットモードが有効です。

更に3DスキャンしたものをVRなどで利用したい場合、iPhone 15 Pro Maxと同じ48メガピクセルのCCDをこのカメラは内蔵しており、シングルショットモードでは色に関しても忠実に再現する事が出来る様になっています。

そしてもう1つのコンティニューモードは15fpsで連続スキャンするモードで、車などの大きなものを素早くスキャンした場合に適していますが、カメラを持って移動しながらのスキャンは解像度が落ち、同時に色情報を取得する事は出来ませんので、カラー情報も一緒にスキャンしたい場合は時間はかかりますがシングルショットモードで撮影する必要があります。


カメラだけでデータ化まで


そしてこの3Dスキャナー「MIRACO 3D Scanner」は、身の回りのあるもの、3Dスキャンしたいものを3Dスキャンするだけでなく、3Dスキャンしたデータをこのカメラだけで処理し、STL、PLY、OBJと言ったデータで出力する事が出来る様になっていますので、すぐに出力されたデータを3Dプリンターなどに送って3Dプリントする事ができます。

更にこの3Dスキャナではメッシュ作成や編集作業と言ったものもこのカメラ単体で行う事が出来ますし、USB-Type C – HDMI アダプタまたは DP ポートを介して MIRACO をテレビやモニターに接続すると、大画面でスキャンしたり、スキャンしたモデルを表示してチェックしたりプレゼンテーションしたりする事も出来る様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/2125914059/revopoint-miraco-3d-scanner-all-in-one-scanning

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