みなさんはオーバーヘッド型のヘッドフォンを使われた事はありますか?
オーバーヘッド型のヘッドフォンは形状からも分かる通り耳をスッポリと覆ってしまいますので、ノイズキャセラーなどの機能がなくとも外部からのノイズが耳の中に入り辛く、防音室の中でサウンドを聴いているかの様なクリアなサウンドを楽しむ事が出来ますが、一方で完全に耳を覆ってしまいますのでどうしても閉鎖的なサウンドになるのは否めません。
そこで今回は、スピーカー部分をドーナツ型にする事で耳が開放されたワイヤレスヘッドフォン「Movengine AirCore™ OWH」をご紹介致します。
AirCore™中空音響テクノロジー

今回紹介するオーバーヘッド型のワイヤレスヘッドフォン「Movengine AirCore™ OWH」の特徴は見てもらうと分かる通り、スピーカーの中央部分に穴が空いており、見た目がドーナツそっくりに見える所です。
そしてこの穴と言うのはただ単に奇抜さを狙って開けられたものではなく、音響効果を狙ってのものなのですが、一般的なオーバーヘッド型のイヤホンは完全に耳を覆ってしまいます。
これによって外部のノイズなどをシャットアウトし再生されている楽曲などに集中する事ができる訳なのですが、完全に密閉された空間ですので冬場は保温効果もあり暖かくて良いものの、夏場などはイヤホンの中が汗でベトベトになったりします。
そしてまた完全に密閉する事で、音が乱反射しますのでピュアで澄んだと言うよりは多少こもっている様なサウンドになりがちになるのですが、耳を開放する事で夏場の装着時の不快感と言ったものはありません。
しかも穴を開ける事でサウンドに関しても澄んだ感じが生まれるだけでなくドーナツ状のスピーカーサウンドが聞こえて来るため、3Dサウンドの様な迫力のあるサウンドを楽しめる様になっているだけでなくスピーカーの再生周波数も20Hz〜40kHzと可聴域の倍の周波数のサウンドまで再生する事ができますので、今までにはなかった体験が出来ます。
サウンドによって使い分け
次にこの「Movengine AirCore™ OWH」にはスピーカーの穴を塞ぐ為のシリコンキャップが標準で付属しています。
このシリコンキャップは外部の大きなノイズなどが耳に入って来て折角の楽曲鑑賞を邪魔したりしない様にする為だけではなく、例えば公共交通期間などに乗車し移動する際に周囲の方に漏れたサウンドで嫌な思いをさせない為でもあります。
そしてこのシリコンキャップにはただ外部の音が入って来たり漏れたりすると言った目的以外に再生するサウンドに応じて最適な環境を作り出すと言った効果もあります。
例えばシリコンキャップを取り付けない”OPEN MODE”では、クラッシック、ジャズ、カントリー、ポップ/R&B、ゲームサウンド、瞑想と言ったジャンルのサウンドを再生するのに適しており、シリコンキャプを取り付けた”SEALED MODE”では、ヒップホップ、ロック、EDM、ポップ/R&B、オーディオブック、ポッドキャストなどの音源を聴くのに適していると言った感じになっています。
キャプを取り替えて気分転換

そしてこのイヤホンには”MIDNIGHT ONXY”、”OCEANIC BLUE”、”CRIMSON PULSE”の3つのカラーの他にKickstarterのイベントに合わせて特別色”KS EXCLUSIVE”がラインアップされているのですが、この他にオプションでカラーキャップが用意されており、これらカラーキャップを使って色を変える事で気分を変えて楽曲などを楽しむ事もできますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。















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