ハンモックテントと言うのは、文字通りハンモックとテントを融合させた様なもので、ハンモックの様に2本の木の間にぶら下げ、屋根をつける事で夜露を忍んで過ごす事ができるもので、地面の上に接地しない事で熱さや寒さと言った熱の影響を地面から受けず、なおかつ湿気なども防ぐ事ができ、テントの様に使い終わった後に汚れを綺麗に落とし、天日干しをして収納すると言った手間がかからないのもハンモックテントの利点と言えます。
ただハンモックテントは全てがプラスな面ばかりではなく、ハンモックを思い出してもらうと分かりますが、乗った時にハンモックの中央部分が重さで沈み込むため、真っ直ぐに寝る事ができません。
ですが今回紹介するハンモックテント「Spectre」は真っ直ぐに寝る事ができます。
真っ直ぐに寝る事ができる吊り橋所構造
ハンモックテントは、ハンモックと同じ様に木と木の間に吊すため、乗り降りは他のハンモックテントも同じですが、ハンモックがクルリと回転し落ちない様に気をつけなくてはいませんし、寝る時には頭が下がらない様にハンモックに上がる際に位置に注意しませんと登ってから体位を変えて斜めに反り立っているハンモックに寝るには非常に厳しいものがあります。
そしてまた横に寝そべったとしてもお腹と言うかお尻の部分が1番沈み混みますので、V字と言うか逆への字と言うか、そう言う状態では寝る事が出来ないと言う方も意外と多くおられます。
ですのでこの「Spectre」を含めてハンモックテントの中には、ハンモックにフレームを入れて床をフラットにする事で真っ直ぐに寝る事ができる様にしたハンモックテントもありますが、それはそれで荷物が嵩張ったりします。
一方でこの「Spectre」では吊り橋と同じ様に、両端の木にぶら下げた場所から床へと延びるロープは長くし、それから中央に向かうにつれて短くして行き、中央部分にたどり着いたら今度はもう片方の端に行くまで床を支えるロープを長くして行く事で床をフラットにする事ができる様になっていますので、これなら上に乗っても真っ直ぐですし、エアマットレスが付属しており自宅の布団やベットの上にいるのと変わらない状況で就寝する事ができますので、寝辛くて寝不足になると言う事がありません。
シチュエーションに合わせて選べるカバー

次にハンモックテントはハンモックではなくハンモックテントなのかと言えば、囲むための屋根や壁があるからですが、この「Spectre」にはフルメッシュ生地のカバーが標準で付属しており、虫などの攻撃を防ぐ他に夜などは綺麗な夜空を眺めながら寝る事ができますし、風通しもよく蒸れません。
そして雨キャンプや春先や秋と言った暗くなって来ると急に寒くなって来る様な時期向けにオプションとしてテントをスッポリ覆う事ができるカバーが用意されており、これをテントの上から被せる事で雨や寒さから防いでくれると共に”DYNEEMA RAINFLY”は世界最強も超軽量繊維でとても軽いのが特徴です。
またこの他にこのハンモックテントの中でも時間を快適に過ごす事が出来る様にハンモックの中や下にぶら下げるタイプの棚なども付属しています。
吊す木がなければ

そしてハンモックテントは木の上に吊しますので、雨が止んだ後に完全に乾かしてから畳めば帰宅後にハンモックテントを広げて乾かすと言った手間がかからないのも魅力なのですが、ハンモックテントは木に吊しますので、もし吊す為の木が全くないビーチサイドなどでは使えないのかと言うと、この「Spectre」ではそうではなく、市販のトレッキングポールを支柱にして地面の上に立てて使用すると言った使い方が出来る様にもなっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/haventents/the-haven-spectre-by-haven-tents
















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