ボルトアクションと言う言葉はご存じでしょうか?
ボルトアクションと言うのは、射撃した際に薬莢を自動的に排出し、新しい銃弾を装填する為のギミック(機構)の事で、銃やライフル以外では、ボールペンの芯を出したり入れたりと言った機構に使われています。
これには理由がありボルトアクションと言うのは構造が非常に簡単なのにも関わらず安全性が高く、ボルトアクションを搭載したボールペンについては、芯が意図していないのにもかかわらずに引っ込んだりしないと言うが最大の特徴になります。
そして今回紹介する「Bullet Ant 3.0」ではビットを出し入れする機構にボルトアクションは使われています。
ビットドライバー
今回紹介する「Bullet Ant 3.0」は、いくつかの機能が搭載されたEDC(EcverDayCarry)ツールになるのですが、動きの目立つボルトアクションは、ボールペンの出し入れではなく、ビットの収納に割り当てられているのが最大の特徴になります。
ボルトアクションの棒を倒すとビットが顔を出しそのまま棒を上げるととミニビットを取り出す事ができます。そしてビットを収納する時はボルトアクションの棒に掘られた溝にビットを入れ、棒を下げてボルトアクションのピンを倒せばビットは収納され、まさかボルトアクションの棒の中にビットが入っている様には見えない様になっています。
そしてボルトアクションの棒の中にビットは1本しか収納できませんが、ビットホルダーにミニビットを差し込んだまま持ち歩く事ができますので、実質この「Bullet Ant 3.0」に入れて持ち歩く事が出来るビットは2本になります。
そしてまた、ビットホルダーの蓋にはタングステンのビットが埋め込まれており、ガラスブレーカーとして利用出来る様にもなっています。
メタルペン
次にこの「Bullet Ant 3.0」は製品名に3とついている通り、3世代目となり2台目からボールペンではなくこのシリーズではメタルペンが採用されています。
メタルペンはご存じの様に黒鉛に金属を配合する事で鉛筆の様に書く事はできるけれども、芯はなかなか減らないため、1本の短いメタルペンで何十本分もの鉛筆と同じだけで書き続ける事ができます。
しかもメタルペンは消しゴムで消す事ができますし、水の中でも使えますし、DIY中に材料にマーキングしたりと言った事にも使えたりと鉛筆+αの機能があります。
ナイフ
そしてこの「Bullet Ant 3.0」には既に紹介したビットドライバー、ガラスブレーカー、メタルペンの他にもう1つ、メタルペンとシバーシブルになっているナイフが搭載されています。
これもガラスブレーカー同様に前バージョンの”Bullet Ant 2.0”にはなかった機能で、やはりどこででもそうですが、切る為の道具はどこにいても必要になる道具の1つですから、この切る為の道具が搭載されたと言うのは画期的ですし、これによってこの「Bullet Ant 3.0」も様々なシーンで便利に使えるはずです。
そしてまたナイフの刃は替え刃式で鋭く良く切れるアートナイフの刃を利用する事ができる様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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