替え刃式のナイフと言えば、刃を折るタイプのカッターナイフを私たちは想像しますが、海外などでは台形刃と呼ばれる、本当に台形の形になった折る事の出来ない交換刃を使った替え刃式ナイフが主流なのですが、台形刃は刃そのものが大きいため、携帯のポケットナイフとして売られている様な製品でも結構な大きさがあり、結構嵩張ります。
そこで最近ではスカルプブレードと言って手術用のメスに使われている刃を使った替え刃式ナイフがたくさん登場しており、メス刃を使う事でナイフそのものもコンパクトに仕上げる事が出来ますので、小さなスタイリッシュな替え刃式のナイフも多く登場しており、今回紹介するミニナイフ「Mini-folding Cutting tool」もスカルプブレードを使ったスタイリッシュなナイフの1つになります。
スナップバック機能
今回紹介する「Mini-folding Cutting tool」は、替え刃式の折り畳みナイフになっています。
スライド式のカッターナイフもそうなのですが、ポケットやバッグ、腰袋などの中に入れている間に振動なのか何なのか、刃が飛び出ていて知らずに手をポケットやバッグの中に入れた際に飛び出てしまっている刃で指や手を怪我したりと言う事がよくありますので、そう言った対策が施されているのかが、こう言ったミニナイフでは1番に気になる所になります。
そこでこの「Mini-folding Cutting tool」では、”20° 自動スナップバック機能”と言う、刃の開閉角度が20°までなら刃が自動的に柄の中に戻ると言う機構を備えており、ポケットの中やバッグの中で簡単に振動などで刃が飛び出ない様になっていますので安心です。
そして刃を開いて行くと言った時においても刃を摘まんで柄の中から引っ張りだし、開いて行くと言った過程において、刃を摘まんでいる指が揺るんで刃が閉じると言った事がないとは言い切れません。
そこでこの「Mini-folding Cutting tool」ではこの開いて行く過程においても刃の位置が90°〜110°の間であれば刃が閉じる方向にも開く方向にも自然には動かないと言った設計になっており、刃を閉じる際に刃を少し折り畳みそして刃を持ち替えて刃を柄の中に入れると言った事がこのナイフでは出来ますので、刃を収納する際も安全です。
エルゴノミックデザイン
次にこう言ったコンパクトなナイフは持ち歩くには小さくてどこにでも入れる事が出来たり、キーホルダーなどにぶら下げて持ち歩く事が出来て便利なのですが、いざ使おうとした際に小さい事が持ち辛さを誘因したりする事になったりします。
そこでこの「Mini-folding Cutting tool」では小さくでも持ちやすくする為に、親指と中指で柄の部分を挟み、そして人差し指を柄の部分の凹みに当てる事でナイフをしっかりと固定して持ちつつ、力を入れた際に指が滑らず安定して刃先に力を加えてカットする事が出来る様にエルゴノミックデザインになっていると言うのも見逃せないポイントです。
刃の脱着
そしてこの「Mini-folding Cutting tool」では、スカルプブレード#11が採用されています。
スカルプブレードはホルダー部分に引っ掛けているだけで刃に対して横方向に力が加わると刃が浮いてスライドして刃が抜ける様になっているのですが、スカルプブレードを替え刃として使っているナイフの多くは、そうはならない様に安全策を施しており、この「Mini-folding Cutting tool」も刃を伸ばした状態では刃に対してどの方向から力が加わっても抜けない様になっています。
そして刃を交換する際には刃の部分を90°、つまり”90°〜110° ブレードロック設計”の間に刃の角度がある時のみ刃が抜ける様になっており、安全に刃の交換も行える様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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