iPad Proは非常に描画能力が高く、PhotoShopやIllustrator等もサクサクと動きますし、1024段階のApplePencilと組み合わせて使えば、紙に描いているのと変わらないくらいのクオリティーの作画が可能になっていますが、紙に描くのと全く一緒かと言えば、そうではありません。
特に作画をiPad Proに変えた事で紙に描いていた頃よりも作画に時間がかかる様になっただけでなく、iPadで描く方が疲れると言うのはよく聞きます。
そこで今回はiPad用ペイントアプリの中では最もメジャーなプロクリエイト作画作業を劇的に改善してくれるBluetoothショートカットキーパット「Shortcut Keyboard for Procreate®」をご紹介致します。
ショートカットでスピードアップ
紙を使った作画作業では筆やペンを変えると言った時は、持ち替えるだけです。
一方、アプリの方ではメニューから筆メニューを選び、筆の種類を選んだ後に、筆の太さを選んだり、アプリによっては描画時の感じなども選択する事ができ、これら設定が出来てからの描画作業に戻る事になりますので、2ステップ、3ステップ余分な作業が入ります。
それをショートカットで呼び出す事ができれば、メニューをタップしてメニューを表示させて選択してと言う面倒な作業を大幅に削減する事ができるだけではなく、ショートカットキーを押すだけで済む機能も中にはあるのでスピードアップが計れます。
また独立したキーパットは筆を持っている反対側の手で使う事でスピードアップが出来るだけでなく左右の手に均等とは言えませんが何分の一かは作業を分担させる事が出来ますので、腕の疲れも多少は軽減されます。
使用頻度の高いキーをセットアップ
では一体「Shortcut Keyboard for Procreate®」にはどう言ったキーが配置されているのかと言えば、描画系で言えば、Paint、Color Propover、Color Picker HSB Modeとブラシ選択や色選択がワンキーで呼び出せる様になっている他、ブラシサイズはこのキーパットで直接変更可能になっています。
またこの他にコピー&カット&ペーストキーやUndoキーを備えていますので、ちょっと失敗した時などは直前に描いたものをペン先を移動させずにUndoキーですぐに消す事ができますので、ちょっと位置をズラして書き直すと言った描画も簡単にかつスピーディー行えます。
またメニュー等もこのキーパットから呼び出せるので、メニューボタンをタップする手間を1つ省けますし、Commandキーが用意されているのが嬉しい所です。
またこのキーパットですがバックライトが入っていてキー部分が光る様になっており、バックライトの明るさや色もこのキーパットで変える事ができますので、色を変えていつもとは違った雰囲気で作画作業を行う事も出来ます。
11.6mm厚で持ち歩き易い
そしてこう言ったコントローラーには利便性、使いやすさを考えてジョグダイアルが最低でも1つは備えており、回転するツマミを使い素早くカラーや明るさ、色調等々が変更できる様になっているものなのですが、そうなるとかなり厚みが出てダイヤルがバッグの中で引っ掛かったりするものです。
ですがこの「Shortcut Keyboard for Procreate®」ではあえてキーパットのみにする事で厚みも最大11.6mmに薄く抑えられており、これならiPad Proと重ねてポーチやバッグの中に入れて持ち歩いても邪魔にはなりませんので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/procreateshotcut/shotcut-wireless-keyboard-for-procreate
この記事へのコメントはありません。