キノコを自宅で栽培してみたいと思われた事はありますか?
よくシイタケなどは原木に菌床を打ち込んだものがホームセンターや道の駅などで販売されており、それを持ち帰って時期が来たら一晩水に浸けておき、後は風通しの良い暗い場所に置いておけば運が良ければシイタケが生えて来たりもしますが、実際のところ、そう上手くはキノコが生えて来ると言う様な事はありません。
やはりシイタケだけでなくキノコと言うのは、そのキノコ、菌床の発育と言うか生育に適した気温や湿度と言った環境が非常に重要で、気温・湿度・風通しなどの条件が整わないと菌が細胞分裂を繰り返しながら増殖はしては行きません。
そこで今回はそう言った環境も全自動で整え、何も手を加えなくてもただ待っていれば自動でキノコを育ててくれる全自動キノコ栽培器「Sproushi」をご紹介致します。
菌床をセットすれば後は育つのを待つだけ

今回紹介する全自動キノコ栽培器「Sproushi」では、専用の菌床が用意されている他、自分で購入して来た菌床なども育てる事ができ、装置に菌床をセットすれば、私たちはキノコが大きくなっていくのを毎日眺めながら待つだけで、いつでもフレッシュな採りたてのキノコを食べる事が出来ます。
これはこの「Sproushi」が全自動で装置内の気温であるとか湿度をセンサーを使って管理し、ヒーターを使って温度を一定に保ったり、装置内のタンクの水を霧状に散布して湿度を一定に保ったりする機能を備えているからで、この「Sproushi」を使えばほぼ栽培に失敗する事はありません。
そしてキノコを栽培する上で気温・湿度の他にもう1つ重要な環境要素に二酸化炭素が挙げられます。キノコと言うのは生育するのに人間と同じ様に酸素を吸収し二酸化炭素を排出するのですが、その二酸化炭素濃度を一定に保つと言う事も必要で、この「Sproushi」ではフィルターを通したフィレッシュな空気を外部から取込み換気を適切に行う事で二酸化炭素濃度を一定に保つ様な仕組みも合わせて導入しています。
更にキノコの育成には基本的に太陽光は必要とはしませんが、キノコには光に反応して子実体の形成を促すタンパク質を持っており、栽培時には光の照射を適切にコントロールする事が重要ですし、またキノコの中には太陽光を浴びせる事でビタミンDを生成するものもあり栄養価を高める事が出来るため、この「Sproushi」ではLED光源を使い光を生育を促進させると言った機能も兼ね備えています。
AIカメラを使い育成を最適化

次にこのキノコ栽培器「Sproushi」では、センサーの他にAIカメラを使ってキノコの生育を監視すると言った機能も合わせ持っています。
具体的に何をしているのかと言えば、キノコも植物と同じ様に生育に応じて育つのに適切な環境と言うのは若干異なって来ますので、この「Sproushi」ではAIカメラを使い栽培中のキノコを状態をAIカメラを使って判断し、温度・湿度・に三炭素濃度・そしてLEDの照射時間などを適切にコントロールする事で他のキノコの育成器、栽培器よりも早くそして大きく育てる事ができます。
そしてまたカメラで撮影したキノコの映像はタイムラプス画像として保存されキノコの育成状況を見守る事が出来る出来るだけでなく公開する事で、多くの方にキノコが育って行く様子を楽しでもらう事が出来ます。
キノコに飽きたらハーブ栽培に

そしてキノコの栽培に飽きたらこの「Sproushi」ではハーブを栽培する事が出来る様になっています。
通常キノコは空気中の水分を吸収して大きくなりますので、キノコの全自動栽培器では水を霧状にして散布すると言う装置を備えており、この「Sproushi」にも備わっています。
ですがハーブは葉が湿るのを嫌いますし、基本的には水分は根から吸収しますので、本来ならキノコの栽培器でハーブを育てる事は出来ないのですが、この「Sproushi」は菌床をセットするケースと言うか場所が水槽になっており、この水槽に栓をしておく事で水槽に水を貯めておく事ができ、ハーブを水耕栽培する事が出来る様になっているのと、LED光源を搭載し光合成を行わせる事が出来るためハーブの栽培が出来る様になっており、ハーブ栽培も楽しむ事が出来ますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/sproushi/sproushi-ai-powered-mushroom-grower















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