最近ロボット教室と言う教室が流行っているのをご存じですか?センサーや機体を制御する制御ボード(CPU等)の進化で、子どもが買える様な安価なホビーロボットでさえ人型をして二足歩行と言う10年前では制御が難しかったロボットでも倒れないようにスムーズに動くようになってロボットが簡単に手に入る様になり益々ロボットに対する子どもの関心は上がっています。
ただやはりロボットを自分で作って動かすとなるとそれを制御する為のプログラムを書かないといけません。ですが、ちょっと学校の授業でかじった程度ではなかなかロボットを動かす様なプログラムは書けませんし、子どもに聞かれても教える事すらできません。ですのでロボット教室の様な教室が近年増えて流行っているのですが。
ですがまだまだ地方へ行くとそんな教室すらなく回りに教えてくれる人もいなかれば自力で何とかしなければなりません。それを家庭でロボット学習ができるのがこの「PHIRO」です。
まず作る楽しみ。これは「PHIRO」がレゴのパーツを使って自由にカスタマイズできる様に設計されている点です。まず駆動系は左右にモーターがついており、既に車輪がついているのでそのままでも走行する事はできるのですが、タイヤホイールにレゴ標準のコネクタを採用していますので、ここにレゴ純正のギアとクランクとシャフトで足が動くギミックを組み上げれば足で歩行するロボットに変身させる事もできますし、ギアとキャタピラを組み合わせば戦車やショベルカーみたいな工作車両にも変身する事ができます。もちろんレゴの豊富なタイヤをつけて、ピックアップトラックみたいなものに変身させてもいいかもしれません。
その他ハード的なスペックは左右に1つずつ、前面に2つ、底面に2つのラインセンサーがついていますので、そのセンサーを使ってライントレーサーを作ってみたり障害物を避けて進む自動走行ロボットを作ってみたりする事もできます。
次にプログラミングですが、これは小さい幼稚園児から小学生まで(中学生でもok)幅広い年代がプログラミングを学習できる様に様々なプログラミング手法が用意されています。
そのプログラミング方法ですが、ソフト(アプリ)を使ってプログラムする方法と、本体のキーを操作してプログラムする方法、「SWISH Cards」と言う命令の書かれたカードを使う方法があります。
まず本体のボタンを使ってのプログラムですが、ボタン1つ1つに役割が決められていて、前に進む、後退する、左右に曲がる、止まる、回る、ライトを点灯すると言った命令1つ1つがボタンに割り当てられていて、そのボタンを順番に押してプログラムを組み事ができます。残念ながらセンサーを使ったプログラムはできませんが、プログラミングをする上での基礎となるフローチャートの考え方、作り方をここで学習する事ができますし、小さい幼児でもプログラムでき、動かせる様に複雑な条件分岐処理が入るようなものはわざとこのボタンプログラミングでは省いています。
ボタンでのプログラミングである程度フローの考え方ができる様になれば、ステップアップして「SWISH Cards」と言う、カードにそれぞれの命令が書かれたカードをフローチャートに沿って「PHIRO」のカードリーダーでスキャンしてプログラムして行きます。このカードプログラミングになるとIF文の条件分岐処理やループ処理と言ったものもできる様になっていて、ほぼこのカードでフローチャートで書く命令は網羅されています。つまりフローチャートを描いて、その描いた通りにカードを通していけば、自分の考えたフローチャートに沿った動きをしてくれるはずです。もし狙った通りの動きをしなければそれはフローチャートが間違っていると言う事ですのでフローチャートの動作確認にもなります。
そしてステップアップすれば次はスクラッチです。最近の小学校ではスクラッチでのプログラミングも行う所もありますので、前もってスクラッチの勉強をする事もできますよ。ちなみにスクラッチはパソコンを使ってプログラミングを行います。C言語やPerl、Java等と違って命令をキーボードから入れる必要はなく、命令の書かれたタイルをドラッグ&ドロップしてプログラムを仕上げて行きます。ですので命令文を覚える必要はありませんが、ほぼ言語を使ってプログラムを書いたのと等しいくらいのプログラムになります。
またスクラッチの他にも、スクラッチの様に命令の書かれたタイルを繋いで行ってプログラムを描くSnap4Arduinoや、スマホでスクラッチの様なプログラミングができるPocket Codeにも対応しておりPCからスマホやタブレットまで使ってプログラミングを学習する事ができます。
ですのでこの「PHIRO」では順を追ってステップアップさせてプログラミングを自然体で覚えられる様な工夫がなされています。
子どもさんにプログラミングを覚えさせたいのだけれども自分はやった事がない親御さんでも、これなら一緒に学習して行けますよ。
詳細については下記URLをご覧ください
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