イビキと言うのは全世界の方が共通して持つ睡眠時の困りごとで、イビキを解消したり防止したりするグッズと言うのは星の数とまではいきませんが、非常に多くのグッズがあります。
例えば枕型のデバイスはイビキを検出すると頭を動かす事で刺激を与えてイビキを止めさせると言うのが一般的ですし、身に着けるタイプでは振動や電気刺激を与える事でイビキを出している元となる喉の奥に落ち込み気道を塞いでしまっている舌を元の位置に戻す様なものや、ちょっと変わった所ではワイヤレスイヤホンなどに搭載されているノイズキャンセリング技術を使ってイビキを止めるのではなくかき消すなんてちょっと珍しいデバイスなどもあったりします。
ですがどのイビキ防止グッズもイビキを検出してから対応しますので、少なからずイビキは発生しますので、健康的な問題がないとは言えません。
そこでAIを使ってイビキを事前に防止する機能を搭載したイビキ防止グッズ「Sleepmi Z4」をご紹介致します。
弱い電気刺激で舌を元の位置に

今回紹介する「Sleepmi Z4」は、既に市販されている”Sleepmi”シリーズの4つ目の製品で、従来この”Sleepmi”ではこの「Sleepmi Z4」同様にアゴに装着して使用すると言うのが特徴のイビキ防止グッズで、イビキを検出すると振動で刺激を与えてイビキを止めさせると言うのが基本的な構造でした。
ただこの振動刺激と言うのは使い始めた頃はよく反応してイビキもすぐに止まるのですが、たいていの方は慣れて来るとより強い振動を感じさせないと止める事ができなくなって行くのが通例で、あまり強い刺激を与えすぎると今度は覚醒してしまうと言うデメリットがあります。
そのためこの「Sleepmi Z4」では振動ではなく電気刺激を与える事で喉の奥に落ち込んでしまった舌を元に位置に戻すと言った事を行っており、慣れてしまってより強い刺激を与えないと効果が出ないと言う事がありませんので、刺激が強すぎて目が醒めてしまうと言う様な事はこの「Sleepmi Z4」ではありません。
より精密な睡眠解析

次にこの「Sleepmi Z4」の機能は、ただイビキを検出し刺激を与えてイビキを止めるだけではありません。
この「Sleepmi Z4」には心拍センサーやSpO₂センサーが搭載されており、イビキをかく事で低下する血中の酸素濃度をリアルタイムで監視する事が出来るだけでなく、心拍センサーから睡眠状態や呼吸などの情報に基づいて睡眠の質などを細かく分析する事が出来る様になっており自分がしっかりと良質な睡眠が取れているのかと言う事がよく分かりますし、睡眠中に呼吸などが止まっている時間などもよく分かるためSASになってしまっているのかと言った事もアプリから読み取れますので、予防にも繋がります。
イビキを学習し事前に防止

そしてまたこの「Sleepmi Z4」では、イビキをゼロにする事が可能になります。
と言うのも一般的なイビキ防止グッズはイビキを検出する事で対処しますが、この「Sleepmi Z4」では使い始めはイビキをかいてから動作する事になりますが、AIを搭載しており、イビキをかく前にどう言った動作、例えば頭や身体を動かすとか、寝返りを打つと言った体動だけでなく、呼吸や心拍、血中酸素飽和濃度などの情報からイビキをかく特徴を導き出す事で、事前にそう言った兆候をつかむと微弱電流を流して落ち込んだ舌を元の位置に戻すと言った事を行いますので、事前にイビキを防止する事ができ、イビキをゼロにする事も可能です。
ただそうなってしまった時に逆に睡眠の質が低下したりと言った事があった場合、介入度などを調整する事ができ睡眠の質とイビキを自分で調整する事もこの「Sleepmi Z4」であれば出来る様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1850481671/sleepmi-smart-sleep-assistant-ai-ems-portable















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