保温ボトルは2重に重ねた容器を結合し、容器と容器の隙間にある空気を抜いて真空にする事で熱を遮断するだけでなく熱伝導そのものを抑える事で温度が上昇したり下降したりするのを防ぎます。
そのため保温ボトルは素材として強度の高い金属が使われているのですが、容器の中に入れるドリンクの種類によっては金属臭が移ったりする事がある上に、中には金属の容器が好きではないと言う方も多くおられます。
そう言った時に金属に変わる容器としては樹脂かガラスになるのですが、樹脂は強度的に真空には耐えられませんので保温ボトルにする事ができないほか、樹脂の臭いなどもしますし、ガラスはと言うと真空容器には出来ますが、衝撃に弱いと言う性質を持っている上にもし割れると怪我をする危険性もありますのでそのままでは保温ボトルにする事は出来ません。
そこで今回は、金属とガラスのそれぞれの特徴を生かした保温ボトル「J/ Bottle」をご紹介致します。
ステンレス製保温ボトルにガラス容器
今回紹介する保温ボトル「J/ Bottle」は、実は2重構造になっており、ステンレス製の保温ボトルの中にガラスボトルが入ると言う構造になっています。
これによって直接ドリンクが接するのはガラス製のボトルになりますので、ドリンクに金属臭が溶け込んだり、保温ボトルを口につけて飲む際に金属が唇に当たると言う事もありませんので、金属臭や味、金属が唇に触れる際の感触が嫌いだと言う方にもきっと喜んで使って頂けるはずです。
そしてまた外側はちゃんとした2層構造の保温ボトルですので、コールドドリンクであれば24時間、ホットドリンクであれば12時間の保温能力を持っており、保温ボトルとしての能力も申し分ありませんし、ガラスボトルの内容量は15oz(443mL)ですが、ガラスボトルを抜いた状態でもこの保温ボトルは使用する事ができ、その場合の内容量は20oz(591mL)とドリンクを150mL弱多く入れる事ができます。
更に外側の保温ボトルを入れる為にネジ式で上下に分割できる様になっている事から保温ボトルはとても洗いやすくなっていますし、ガラスボトルにしても、コールドドリンクであれば予めガラスボトルにドリンクを半分くらい入れて凍らせておけば、氷を入れてドリンクが薄まったりせず、従来の保温ボトルでは出来なかった使い方も出来ます。
直飲みとストロー
次にこの保温ボトル「J/ Bottle」には、2種類の飲み口が付属しており1つは直飲みタイプの飲み口、そしてもう1つはストローです。
もちろんストローはコールドドリンクには使えませんが、トレーニングしながら飲むにはボトルを傾けて飲む飲み口よりもストローの方が頭を動かさないで飲む事ができれ便利ですし、ホットドリンクはさすがにストローで飲むと喉を火傷してしまいすが、直飲み口があればそれも防止できます。
缶や瓶の保温容器にも
そしてこの保温ボトルは、ガラスボトルを中に入れられる様に上下に分割できる様になっており、その機能を利用して底の方の保温容器にドリンクの缶やスタイニーボトルを入れて、缶や瓶ドリンクの保温容器として使用する事ができます。
更に上側の容器は飲み口ボトルを取り付けた状態で蓋の方を底にして逆さにする事でおつまみ入れとして利用する事も出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1553849914/jottle-the-one-size-fits-all-clean-family-bottle
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