みなさんは切れ味の良いナイフで指を切ったりされた事はありますか?
特に購入したばかりのナイフは切れ味も良く、使用中で手元が狂ってしまった時に指などに刃先が触れスパッと切ってしまったりする事がよくあります。
そしてナイフもコンパクトになればなるほど、持ち辛さ、握り辛さからつい力が入ってしまうと指が滑って誤って切ってしまう確率が上がります。
そこで今回は、ちょっと刃に触れただけでは切れない安全性に配慮したコイン型ナイフ「Drop」をご紹介致します。
怪我の心配のない押し切り刃

今回紹介するコイン型ナイフ「Drop」では、刃に指が直接触れたとしても指が切れて血が滲んで来たりする事がない様に作られています。
これはこの「Drop」の刃に刃をつけて(=鋭く刃先を尖らせている)はいないからで、刃先に指先を当てて指を滑らしたとしても切れる事はありません。

ではどうやってカットするのか?
これはモノを切ると言う原理に秘密があり、モノを切る時にはミクロの世界で言うと原子と原子の繋がりを刃を使って切断する事で切って分離する事が出来るのですが、その際に重要なのが圧力です。
研がれた刃と言うのは刃先が細く尖っていますので、全く研いでいない刃先と比べると面積が小さくなり、そこに同じ圧力を加えたとしたら細く尖っている刃先の方が単位面積あたりに加わる圧力が大きくなりますので、研いだ刃の方がよく切れると言う事になります。

ですが逆に研がれていない刃でも強い圧力を加えればカットする事が出来る訳で、この「Drop」では押し切りと言って刃先を強く押し込み引く事で様々なものをカットする事が出来ますし、刃先が山型になっていると言うのも力を入れるとよく切れる要因となっています。
安全性の高いフレームロックデザイン

次にこのコイン型ナイフ「Drop」では、常に刃先が出ている訳ではなく、使用しない時は刃先はハンドルと言うかケースの中に回転させて収納しておく事が出来ますので、バッグやポケットの中に入れておき、手を入れナイフを握った時に刃に指が当たって、痛い思いをする様な事がない様になっています。

そしてまたケースの中に収納した刃が振動などで回転しケースの中から飛び出て来ると言う様な事もありますが、フレームロックと言うネジ式の固定具が取付られてあり、フレームロックをしっかりとネジ込んでおく事で刃が回転して飛び出て来る様な事もありませんし、刃を使用する際にも刃がクルッと回転し、ケースの中に戻ったりしない様にもなっています。
研ぐ事で切れ味を調整

そしてこのコイン型ナイフ「Drop」には刃に440Cステンレススチール鋼とM390鋼材を使った2タイプのナイフがラインナップされています。
どちらも非常に硬い、ナイフ向けの鋼材になるのですが、刃はつけていなくてもやはり使用していると摩耗し刃先が丸くなったりして切れ味が悪くなったりしますし、ナイフを手に取り最初に使用した際に切れ味が自分の思ったものとは違うと言う様な事も出て来ます。
そこでこの「Drop」では、こい言ったタイプのナイフでは珍しく刃だけを分離し、砥石を使って研ぎ直す事が出来る様にもなっていますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。













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