よく、硬い金属と言えばチタン合金を想像される方が多いかと思いますが、実際にはチタン合金よりも強度の強い、硬い金属と言うのは存在し、タングステン鋼がその金属になります。
タングステン鋼は強度が強く硬いと言う反面、硬すぎて加工性が低く、粘りなどもない事から落とした衝撃だけで割れたりするため、身の回りに使われていると言えば、自動車に閉じ込めらた時にフロントガラスなどを割って脱出する為の道具であるガラスブレーカーに使われている程度で、私たちの身の回りで使われている事はほぼありません。
そんな最強の金属であるタングステン鋼を刃として採用した小型ナイフ「Z3RO」を今回は紹介致します。
タングステン鋼を使った刃

タングステン鋼を刃の素材として使ったら最強のナイフや剣などが出来るのではないか?と言う様な事は様々な方が考えられたのですが、タングステン鋼は硬すぎて逆に衝撃などには脆く、薄くなった刃は強い衝撃を受けると簡単に折れますし、タングステン鋼は他の金属の研磨などにも使われる事からも分かる通り、タングステン鋼を研いで刃にすると言うのはダイヤモンド粒子が練り込まれた砥石を使うしかなく手入れも大変なためタングステン鋼を材料使った刃物と言うのは殆どありません。
ですがタングステンで刃を作れば、どんなに硬いものを切っても刃こぼれすると言う様な事はなくスパッと切断してくれるはずで、それを現実のものにしたのが今回紹介する小型ナイフ「Z3RO」で、このナイフはナイフと言うにはあまりに小さく、小指よりも小さいため、誤って落下させてしまったとしても小さく軽いため、刃がポキンと折れてしまったりする様な事はなく、例えば魚を捌いたり、アウトドアで木の枝をカットしたりと言う様な事はできませんが、カッターナイフ的にちょっと何かをカットしたいと言う様な用途にはこの小型ナイフ「Z3RO」は長く使えるナイフになります。
磁気ホルダー

次にこのサイズの小型ナイフでケースが付属する場合、スクリュー、つまりネジ式になっており、ケースの中にナイフを差し込んだ上で回し締めると言うのが一般的なのですが、今回紹介する「Z3RO」は何とナイフとケースを結合させるために磁気を利用しているのが特徴で、ナイフの先端を少しホルダーに差し込むと磁力によってナイフはケースの中に引き込まれて行き簡単に収納に収納することが出来る様になっているほか、ネジ式の様に振動で緩んで抜け落ちると言う様な事故もありません。
しかも使用する時はただ引っ張り出すだけで良く、片手でも出し入れすることが出来る利便性もこの磁気ホルダーは有しています。
交換刃を提供

そしてこのタングステン鋼を刃の素材として採用した「Z3RO」には何と替え刃も用意されています。
通常こう言った替え刃式ではない小型のナイフの場合、刃先も小さく安価なため刃が切れなくなれば新しいものを購入してくださいと言うのは通常なのですが、この「Z3RO」には何と同じタングステン鋼の替え刃が用意されており、もしポキンと折れてしまったとしても一瞬で交換し引き続き使い続けることが出来る様になっており、長く愛用できる様に工夫されていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。










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