三脚を使った撮影の際にもうちょっと高くならないの?もうちっと低くならないのかな?って思う様な事はありませんか?
一般的に三脚の場合、足の段数が多いものは調整幅が広くて良いのですが、背が高く伸ばす事のできる三脚は、1段1段の足の長さも長く低くできずローアングル撮影が不得意であったり、逆にあまり高くない最大高100cmクラスの三脚ですと1本1本の足が短くなるのでローアングル撮影が可能であったりするのですが、カメラを高い位置に上げる事ができないと言うデメリットがあります。
ですので、本格的な撮影となると何があっても良い様に三脚も数本持って行くのですが、今回紹介する「HEIPI」ならこれ1本で、ハイアングルからローアングルまでサポートされています。
可動範囲が大きいのは3つに分けられたパーツに秘密が
今回紹介する三脚「HEIPI」は、”Main Tripod”、”Sub Tripod”、”Ball Head”と言う3つのパーツで構成されており、これらパーツを全て連結した状態でも使える他、バラバラの状態でも使えると言うのが1つのポイントで、これがこの三脚の高さの変化の大きさを担っています。
例えばこの三脚、”Main Tripod”だけを使用するのであれば約56cm〜120cmまでしか高さを変える事ができませんが”Main Tripod”に”Sub Tripod”を差し込む事で最大150cmまで30cmも高さを稼ぐ事ができます。
また”Sub Tripod”だけを使った撮影では最低高さ14.5cmでの超アングル撮影が可能ですし
”Sub Tripod”を逆さまに取り付ければもっとローアングルな撮影も可能ですの、地上の小さな植物や昆虫と言ったもののマクロ撮影も可能です。
更にこの三脚でいいなと思ったのが足です。
通常三脚の足の先端にはゴム足がついており、三脚が滑らない様にしっかりと立つ様に考えられていますが、岩場などだとこのゴムがかえって滑る原因になったりもします。
そう言う足場の悪い場所ではゴム足にスパイク(金属製のピン)が内蔵されており、このピンをゴム足にネジ込んで三脚の足に戻す事で、このスパイクを地面に差し込む事で不安定な場所でもしっかりと三脚を固定する事ができます。
コンパクトに折り畳めて持ち歩きし易い
次にこの三脚「HEIPI」、”Main Tripod”、”Sub Tripod”、”Ball Head”の3つを結合させた状態で折り畳んだ時の大きさは直径6.9cm×長さ44.5cmの円筒形になります。
これは最大150cmまで伸びる三脚としては異例の短さで、同等の長さまで伸びる三脚だと60〜70cmはあるので、このコンパクトはかなり魅力的ですし、重さもカーボンファイバー製で1.35kgしかないので、バックパック1つで撮影に出かけると言った時にも負荷にならないのが魅力的な所です。
多機能な”Ball Head”
そして最後にご紹介したいのが多機能ばボールヘッドです。
このボールヘッド、もちろんボールジョイントを使っているのでヘッドを横倒しにして撮影する事もできすのですが、それよりもシューアダプタのマウントの下にスマートフォンを固定できるマウントを内蔵しており、スマートフォンをマウントに挟んでの撮影も可能となっているだけでなくiPhone 14 Pro Maxクラスの大きなスマートフォンも挟み込めると言うのも魅力的な所です。
そして”Ball Head”は360度回転させる事もできるのですが、ボールヘッド下部には360°分の目盛が10°毎と5°毎に刻んであり、マニュアルでパノラマ撮影すると言った場合、この目盛を参考にカメラを回転させる事で一眼レフでもパノラマ写真を撮影する事ができますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/heipi/most-lightweight-and-compact-3-in-1-travel-tripod
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