3Dプリンターも基本特許が切れて随分と安く手に入る様になってきました。3Dプリンターを構成する部品も全て手に入りますから腕に自信のある人ならDIYできる様にもなりました。
そんな3Dプリンターもその構造(XYZ方向にヘッドが動いて造形物を作って行くのには変わりませんが)がだんだんと変化し、四角い筐体から最近では筐体が三角形やら円形のものまであり、今回紹介する「Makerarm」はヘッドを交換すれば3Dプリント以外にも何にでも使えちゃう、多機能なロボットアームです。
「Makerarm」はその構造がちょっと変わっています。棒状のベース筐体からアームが1本伸びています。このアームには1軸しかなく、本体が縦型扇風機の様に180度回旋するので本体の回旋の動きとアームの軸の動きでXY方向を決め、Z軸方向はアームが上下する事により位置を決めています。
ですので動ける範囲も半円形というちょっと変わった可動域で半径15.7インチ(約400mm) 高さ10インチ(254mm)の範囲内であれば動く事ができ3Dプリンターの性能としては縦横12.7cm×高さ25.4cmのものまで造形することができ、積層ピッチも50-100μと超緻密な小さなものまで造形可能です。
そしてこの「Makerarm」の最大の特徴は交換できるヘッドの数の多さです。この「Makerarm」では出来ない作業はないというくらいのオプションヘッドが用意されています。
例えば3Dプリンター用のヘッドはもちろんの事、カッティングプロッタとして使える刃がついたユニット。
レーザー彫刻ができるレーザーユニット。
PCB基板の配線の切り出しや穴開け、切り出しや彫刻ができるドリルユニット。
PCB基板等に部品をマウントしたりする為の電磁石ユニットやサクションカップ、ロボットハンド。
ペンを持たせて文字や絵や図面を書かせるペンホルダー。
PCB基板にペーストはんだを乗せるソルダリングユニット。
自動でハンダを出しながらハンダ付けができるハンダユニット。
ねじ止めができる電動ドライバー。
もう1軸増やせるサーボ内蔵のオプションアーム。
この「Makerarm」があれば何か製品を作るとき、他に何も必要ないくらいの機能を備えています。
PCB基板を作って部品を乗せてハンダ付けをして、ケースを3Dプリントさせてば全てこの「Makerarm」1台がやってのけます。
ですのでアプリもその機能を100%使える様に専用の「Makerarm.io」が用意されております。
また使い慣れたソフトでも使える様に「Autodesk Fusion 360」でも制御できる様になっています。
そして本体との接続はWiFiですので、使いたいときに「Makerarm」を設置して使う様にすればデスクスペースの節約にもなりますよ。
詳細については下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/1849283018/makerarm-the-first-robotic-arm-that-makes-anything
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