災害に会った時や遭難してしまった時に一番大事なものって何でしょうか?情報、通信ツールでしょうか?それとも食料でしょうか?それとも水でしょうか?
今年の4月に熊本、大分で発生した大地震の時もやはり最初に不足したのは”水”でしたが、水のペットボトルを事前に備蓄すると言っても限界がありますし、いつ届くかわからない救援物資を我慢して待っているにも限界があります。
ですが日本では比較的どこででも身の回りに水は豊富にあります。ですがその水が飲料に適しているかと言うと、そうではない水もありますからそう言う水を飲める様にできる濾過機が非常持ち出し袋に入っていればペットボトル1本分のスペースで何百リットルもの水を作る事ができますから、いざと言う時にはこちらの方が心強いですよね。
「MUV」は様々なユニットをその使用環境に合わせて組み合わせて使う事ができる水のろ過フィルターで、よくある水のろ過器はどの様な環境下でも使用できる様にと最初から様々なフィルターを組わせて使うことで、逆にそのフィルターでろ過する様な物質は含まれていないのに水を通してしまったが為にフィルターの寿命を縮めてしまっているのですが、この「MUV」は水の状態によってフィルターの組み合わせを変えて無駄にフィルターを使ってフィルターの寿命を短くしてしまうと言う欠点をカバーしています。
ではそのフィルターですが、「MUV」は3つのフィルターで構成されており、まず「MUV1」は活性炭を主に使用したフィルターで、化学薬品、重金属、水の汚れ、水の味を左右する物質を150ガロン(約570リットル)濾過する能力があります。
次に「MUV2」は中空糸フィルターを内蔵し大腸菌をはじめとする細菌やマラリアやジアルジアなどの原虫を10万ガロン(約38万リットル)濾過することができます。
そして「MUV3」は粒状活性炭(GAC)を含浸させた静電気フィルターの様なもので濡れている時にプラスの電荷を帯びています。そしてこの電荷を帯びたフィルターを通すことで「MUV1」や「MUV2]を残念ながら通過してしまった細菌や原虫、重金属や化学薬品の他にA型肝炎、E型肝炎、ポリオウイルスと言ったウィルスまでも濾過する事ができ、その濾過能力は90ガロン(340リットル)です。
その他に最初に水を通すプレフィルターがあり、これには網が入っていて大きなゴミを取り除きます。
ですから例えば濁った池の水を飲む場合は3種類全てのフィルターを使用する必要がありますが、小川の水を飲むなら「MUV1」だけでもいいですし、念のために「MUV2」を組み合わせて濾過して水を作ると言った事ができます。
そして水をろ過する為のアダプターとしてポンプやボトル、タンクと言ったものが多数用意されていますので、そう言うオプションを組み合わせて持っておけば災害時の緊急用道具として使う他に山登りに「MUV」を持って行けば、いざ遭難した時や水筒の水がなくなった時でも近くの沢や小川の水を飲み水にする事もできますので詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/940654468/muv-clean-safe-filtered-water-adapted-to-your-life
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