包丁は毎日使うものですが、最初は切れ味が良スパッと切れていたのに使いこんでいるウチに硬い鋼で作られた刃先は欠けて行って切れ味が悪くなって行きます(鉄も柔らかいと柔軟に曲がって欠けたり折れたりと言う事がありませんが、焼き入れをして硬くするとどうしても脆くなってしまいすぐに刃こぼれしてしまい切れ味が悪くなってします。
そう言う時は刃先を研いで綺麗に断面を尖らせればいいのですが、キッチン用品として売られている刃物の研ぎ機は2つの回転するセラミックホイールの間に刃先を入れて前後させる事で研ぐのですが、このセラミックホイールと包丁の刃先の角度が一致(研ぎ機のセラミックホイールの角度が30°で刃先が10°)していませんと、和包丁の場合は両刃でも片刃の包丁でも刃先を頂点として三角形になっていますから最初は刃先が当たって研げていても次第に刃先が削れて行って刃先ではなく腹の方が研ぎ器に当たって削れなくなってしまいます。
ですからよくキッチン用品として売られている刃物研ぎ機って言うのは便利な様で角度があっていませんと逆に包丁の寿命を縮めるのです。だからと言って素人の人が砥石を使って刃物を研ぐと言うのは、刃先と砥石の角度を一定に保って前後させないと遂げませんし、前後に腕を動かすのに合わせて刃先の角度が変わるといつまで経っても研げませんし、刃の部分が減る一方です。
そんな普通の主婦の方でも刃物の研ぎ屋さん並みに刃先を仕上げて、切れ味を取り戻す事ができる研ぎ機がこの「ViperSharp」です。
では素人でもプロが研いだのと同じ様な切れ味を「ViperSharp」を使うと取り戻す事ができるのは何故か?それは砥石の角度を一定に保つ事ができる構造に秘密があります。ではどうやって刃先の角度を一定に保つのか?それは研ぐ対象の刃物をクランプで固定して、砥石がついているアームの高さを変える事で刃先と砥石の角度を合わせ刃に砥石を押し付けて左右に動かすだけで刃先のと砥石の角度を一定に保ちつつ研ぐ事ができるからです。
言葉で書くとちょっとイメージし辛いかと思いますが、遊園地等で長いワイヤーの下にぶら下がったスキー場にあるリフトの様な乗り物で、グルグルと1本の棒の周りを回るアトラクションってありますが、あのアトラクションってスピードが一定だとワイヤーの角度って一定になります。それと同じでこの「ViperSharp」は遠心力ではなく物理的に固定金具の高さを変える事で刃に砥石が当たる角度を調整して左右に砥石を動かしても角度を一定に保つ様な工夫をしています。
しかも砥石の様に刃先を往復させる回収が場所によって違ったり、力の入れ具合が違ったり、刃先が立ったり寝たりする事により研ぎムラがこの「ViperSharp」は一切ありませんから、長く研ぎ味を保ちつつ愛用の包丁を使い続ける事ができますよ。詳細については下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/mikewood/vipersharp-the-best-precision-knife-sharpener-0
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