Newガジェット

広い画角と明るさと言う相反する性質をうまく融合させた一眼レフ用レンズ「Primoplan 58 f1.9」

一眼レフ用のレンズと言うと今では機能面ばかりが重視されて味のあるレンズと言うはなくなってしまいましたが、戦前から戦後にかけて世界では色々なレンズが世に出ており、その中の1つに今回紹介するプリモプランレンズと言うレンズがあります。

このレンズは1937年から1950年代後期まで生産されたレンズで、レンズを熟知している人にとってはこのレンズ構成はあり得ないと言う常識では考えられないレンズ構成で作られたレンズで、レンズ中央でピントが合っている場所以外は全てボケていると言う被写体をより美しく魅せるレンズです。

そして今回ご紹介するレンズはそのレプリカ、リバイバル版でF値1.9と言う非常に明るいプリモプランレンズです


ではプリモプランレンズとはどう言うレンズなのかと言うと、元々は広い画角を持ち明るいレンズを目指したレンズなのですが通常、広い画角を確保しようと思うと何枚ものレンズを使って画像を補正して真っすぐにしないといけない為に(魚眼レンズで見た様なレンズを歪みなく補正しようとすると何枚ものレンズを使用して少しずつ補正して真っすぐにしていきます)レンズを通す度に明るさは落ちて行き写真として得られた映像は暗くなってしまうのですが、このプリモプランレンズはレンズの組み合わせと組み合わせるレンズを工夫する事で普通ならあり得ない広い画角と明るさと言う相反する条件を見事にクリアーしなおかつその副産物とも言えるレンズ中央から外れれば外れるほどボケた画像になると言う画像を得る事ができます。


ですからプリモプランレンズは少ない枚数のレンズで画像を補正しますので撮影した映像は明るいのですが、強制的に少ない枚数のレンズで画像を補正していますのでピントが合っていない深度距離以外の映像はほぼボケてしまいますのでかえって被写体だけでクッキリとクローズアップされてその空間から切り抜いた様な画像になり、プリモプランレンズ独特の映像を作り上げています。

そんな「Primoplan 58 f1.9」レンズですが、Cannon EF,Nikon F,Sony E,Leica Mとほぼメジャーなカメラには対応していますので詳細は下記URLをご覧くだしあ。

なおオートフォーカス対応ではありませんのでご注意ください。

https://www.kickstarter.com/projects/meyeroptik/bring-back-the-fabulous-wonder-bokeh-lens-primopla

汗が染みこまないスポーツ用超軽量二つ折り財布「Scrubba™」前のページ

クリッパーでも切る事が不可能な超軽量バンド式ダイヤルロック「OTTOLOCK™」次のページ

関連記事

  1. Newガジェット

    背中が丸くなっているので姿勢を良くしたい、そう思っている方に真っ直ぐな姿勢の維持をサポートする「FI…

    いわゆる猫背と言う、背中が丸くなり姿勢が悪くなっている事で肩凝りや腰痛…

  2. Newガジェット

    重さ1kg以下でA5サイズ程度にまで折り畳める24インチポータブルディスプレイ「SPUD」

     マルチディスプレイと言ってPCに複数台のモニターを接続してPCを使っ…

  3. Newガジェット

    カードケースとホワイトボードの絶妙な組み合わせが魅力的な「MEMO」

    みなさんは何かをメモる時って、今でも手帳や紙にメモっていますか?それと…

  4. Newガジェット

    1週間で飲める全自動ビール醸造マシーン「MiniBrew」

    随分と寒くなって来ましたが、こう寒くなると熱燗やお湯割りが恋しくなりま…

  5. Newガジェット

    土砂降りの雨に遭遇したり、水辺に行ったり、濡れたものを持ち替える際に便利な完全防水バッグ「Guide…

    みなさんは外出先でゲリラ豪雨に遭遇し、まるでプールや川や湖の中に落ちて…

  6. Newガジェット

    何時間つけていても痛くならないOculus Quest用カウンターウエイト「VR BALANCE …

    どのVRヘッドマウントディスプレイにも言える事ですが、ヘッドマウントデ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

PAGE TOP