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「歪み0」を実現させたF値1.8広角0.6倍レンズが新たにラインナップに加わったiPhone7/7Plusケース「Moment2.0」

 iPhoneSEを含むiPhone6s/6s Plus以降の背面カメラが1200万画素になり飛躍的に画質も良くなって800万画素のiPhone6以前ではデジカメも一緒に持ち歩いていたと言う方でも、持っているデジカメよりもiPhoneの画質の方が良くなり全くデジカメを持たなくなったと言う方も少なくありませんし、世の中にはiPhoneだけで撮影されたと言う商業用映像も多数あり、いかにiPhoneのカメラ機能が素晴らしいのかと言う事を裏付けいるワケですが、それでも物足りない部分は多々あります。それを補うのがスマートフォン向けの機能拡張レンズですが、この「Moment」でも既にフォルダーとなるスマートフォンケースと共にシリーズとしてリリースしているワイドコンバージョンレンズ、望遠レンズ,マクロレンズ,魚眼レンズのうち、今回ワイドコンバージョンレンズを刷新してリリースし、iPhone用ケースも新たに設計し直してレンズの脱着が容易になる様に改良されています。


 ではまずレンズについて見て行きますが、今回新しくリリースしたワイドコンバージョンレンズはレンズ構成は5群6枚でF値1.8で倍率0.6倍の広角ワイドコンバージョンレンズになります。そして解像度が400LP/mm@中心でかつ250LP/mm@外周でディストーション(歪曲収差)は0.5%以下と言う実測「歪み0」なレンズに仕上げられています。
 このスペックがどれくらいすごいのか?と言いますとまずワイドレンズと言うのは魚眼レンズを想像してもらえばわかりますが、レンズの端へ行けば行くほどその像は歪んで行き一本の横に真っ直ぐな線も弓矢の様に曲がって見え、ちょうどビー玉の様なガラスの球を通して見た様な世界になるのですが、これを真っ直ぐにする為には複数の凸レンズや凹レンズを組み合わせて映像が歪まない様に広い範囲を撮影するレンズを作らなければならず、レンズを組み合わせる時もそうですが、レンズそのものを作る際にもミクロン単位での加工精度と組み立て性能が要求され、もし数ミクロン単位でズレたとしてもそのレンズを通して撮影した映像にはどこかしら映像の歪みが生まれるのですが、この「Moment2.0」で新たに設計されたワイドコンバージョンレンズはその歪みが全くありません。それでいてF値1.8と言うのはかなり明るいレンズで暗い場所での撮影を念頭に入れて設計されている事を物語っていますので、レンズを通したとしても撮影した映像が非常に暗くなってしまうと言う事がありません。

 そしてマウント方法は依然はスクリュー方式でネジ込む様になっていたのですが、「Moment2.0」では素早くレンズ交換が可能な様にスプリング式のロックマウントを採用している為にネジの様に回し込まなくても90度回転させるだけで簡単に取り外し、取り付けができる様になっており、以前の「Moment」を持っている方には「Moment2.0」で以前使っていたレンズが使える様にレンズ・マウントが無料で提供されます。

 そしてiPhoneケースには機能的に2種類用意されており”Photo Case for iPhone 7 / 7+”はバックパネルに天然木のウォールナットを使用したものと滑り止め加工の施されたBlackケースの2種類が用意されています。

 そしてもう1種類の”Battery Photo Case for iPhone 7 / 7+”はその商品名からもわかる通りケース内にバッテリー(iPhone7用は2,500mAhでiPhone7Plus用は3.500mAh)が内蔵されているだけではなくケースにシャッターボタンが搭載されており、「Moment2.0」専用のカメラアプリと併用して使用する事で、カメラでは普通に行える半押しでフォーカスを合わせると言う機能がついています。
 スマートフォンで画像を撮影する際にピントを合わせる部分をタップすれば自動的にピントを合わせてくれるのですが、画面をタップしてピントを合わせてそれからシャッターボタンを押していると移動スピードの速い被写体を撮影するには非常に不向きで、ピントを合わせてシャッターボタンを押した頃には既に被写体はファインダーの中から消えてなくなっているなんて事も多々ありますが、この「Moment2.0」はデジカメの様にピント合わせとシャッターが1つのボタンでききる様になっていますので以前の様に被写体がファインダーから消えてしまっているという事がなくなりますし、画面のシャッターボタンを押す撮影だとどうしてもスマートフォンを持つ指が少なくなりスマートフォンが安定しませんが、この「Moment2.0」でならデジカメと同じ様に両手でホールドして人差し指だけを動かすだけで撮影できますので、以前よりも非常に安定した状態で撮影を行える様になります。

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 またこの「Moment2.0」ですが、今回リリースするのはワイドコンバージョンレンズのみなので、スマートフォンケースとワイドコンバージョンレンズのみの提供となるのですが、望遠レンズやマクロレンズ、魚眼レンズが欲しいと言う方の為のキットも用意されておりまた、ケースだけ購入可能と言う選択肢も用意されていますので、詳細については下記URLをご覧ください

https://www.kickstarter.com/projects/moment/moment-make-your-iphone-7-a-better-camera

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