みなさんは一脚いすってご存じですか?
文字通り足が1本しかない椅子の事で、足が一本であるためカメラ用の一脚の様に短く折り畳んで持ち歩く事ができるため、例えば行列に並ぶ際に立っているのに疲れて来れば一脚椅子を取り出して休む事が出来ますし、立ち仕事で一脚椅子が使える状況であれば一脚椅子を使えれば体重の1/3程度を一脚椅子に預ける事が出来ますので、足の疲れを軽減する事ができます。
そこで今回は座りやすさと安定性に優れたモバイル一脚椅子「Zen X」をご紹介致します。
ハンモック型シート
今回紹介するモバイル一脚椅子「Zen X」と同じ様な一脚椅子と言うのは既に多くの製品があり、座面の素材として樹脂製のものと、この「Zen X」と同じ布製のものとがあり、形状としては三角形をしたものと、ハンモックの様に布が吊り下げられたものに分かれます。
このうち座面の面積が広いタイプのものが座りやすいのは明らかで、座面が三角形になったものの方が座りやすいのですが、樹脂タイプのものは座面が携帯する際に非常に邪魔になり、アームが開いて布を支えるタイプのものもアームの強度を保つために一脚が太く大きくなります。
一方でハンモックタイプや樹脂製でT型に座面が広がるものはどれもコンパクトで携帯性に優れているのですが、座面が狭いため、レンガで作られて塀の上に座っている様な感じになり安定性に欠けているだけでなく、お知りにシートが食い込み長時間座っていると疼痛を感じて来たりします。
そしてこの「Zen X」がどうかと言えば、座面となるシートは伸縮性を持っており、お尻を当てると座面が伸ばされお尻との接触面積が増えるため、同様の方式の一脚椅子の中では座りやすくなっています。
金属製フットマウント
次にこの一脚椅子「Zen X」をオススメする理由として一脚の足の先端にゴム製のマウントではなく、金属製のマウントが採用されている事が上げられます。
と言いますのも、ゴム製のマウントはもちろん一脚が滑って一脚が倒れるのと同時に一脚に体重を預けている自分も一緒になって倒れるのを防ぐ事が出来ますが、一脚を斜めに立てた状態で地面に接触しているゴム製のマウントには垂直以外に水平方向のモーメントがかかるため、使っているとゴムの劣化に伴いゴム製のマウントが引きちぎられてしまうと言った事が出て来ます。
その点、金属製のマウントですとそう言ったマウントが破壊されると言った事はありませんし、溝も設けてあり引っかかりが出来る様にしてある事からツルツルと滑るタイル床の様な場所以外ではしっかりと体重を支えて立つ事ができるため、安心して座れそして長く愛用できます。
アルミとカーボン
そしてこの「Zen X」では、フレームにアルミ合金を使ったものとカーボンを使ったも2種類の一脚椅子がラインナップされており、カーボン素材の方がアルミ合金を使ったものよりも100g軽い570gと非常に軽く、折り畳んだ時のサイズは折り畳み傘と同程度でキャリングケースも付属しており持ち歩き易くなっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/rest/zen-x-carbon-foldable-seat-better-posture-better-life
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