よく撮影スタジオや、撮影現場に出くわすといくつもの銀色の傘のついた照明を目にされるかと思います。
この銀色の傘はそのまま”アンブレラ”と呼ばれ、周囲に拡散される光をアンブレラの内側の銀色のシートが集めて、同じストロボ(フラッシュ)やライトを使った場合により明るく被写体を照らし出すガジェットになります。
たかが傘1枚ですがその効果は絶大で、例えば被写体がカメラから近いとフラッシュの光は一部分だけを白く照らして影ができてムラが出来たりするのですがあ、アンブレラを使うと同じ距離から撮影しても被写体を均一に照らし出す事ができるばかりか、被写体が遠くて、暗く写る場合はより明るく照らし出して撮影できるなど、その効果は絶大ですので、インスタ映えする画像を撮影するなら必須ガジェットになりますし、YouTubeに投稿する動画を撮影するにあたってもあった方がより見栄えのする映像を撮影できるガジェットになります。
ただこのアンブレラ、アンブレラの部分はみなさんが雨の日に使う傘と同じ様に開くだけで使えるのですが、そのアンブレラを三脚に固定したり、角度を変えたり、フラッシュライトを増やしたりと撮影するシチュエーションによってはスピーディーに変えて行かないと、撮影するタイミングを逃してしまう事も考えられます。
そこで簡単に組立られ、片手でアングルを変える事ができ、シチュエーションに素早く照明の環境を変える事のできる撮影用ライト機材「MagBox」を今回はご紹介致します。
この「MagBox」はアンブレラの”MagBox”とジョイントとなる”MagShoe”、そしてストロボ(フラッシュライト)を取り付けるベースにもなれば”MagBox”を取り付ける為のベースともなる”MagRing”の3つのガジェットから構成されています。
まずこの「MagBox」を構成するパーツの中でメインとなるのは”MagRing”です。この”MagRing”はメタル製の単なる円盤の板なのですが、ストロボ(フラッシュ)に付属のマグネットアダプタを取り付けておけば、ほんの一瞬で脱着する事ができるのです。
これによりシチュエーションによってはカメラのフラッシュをつけて撮影したものの、影ができてしまう様な時は”MagRing”に戻し”MagBox”を調整する事で影のない、グラビア写真やカタログに掲載されている様な写真を撮影する事ができるのですが、アンブレラを使った撮影をした事がある方であれば、この”MagBox”を一目見るだけで、その一瞬で終わるセット、そして2灯セットできる光量に魅了されるはずです。
そしてアンブレラの”MagBox”はと言うと、みなさんが雨の日に使われる傘と同じ様にワンタッチで開いたあと、”MagRing”に磁力で貼り付けるだけでセット完了となります。つまり、傘が必要であったり必要でなかったり、そのシチュエーションによって1秒とかからずに照明の当て具合を瞬時に変える事ができるのです。
また”MagBox”に被せるファブリックディフューザーはフラッシュの光を均一に拡散されるカバーなのですが、このファブリックディフューザーも簡単に磁力で脱着できる他、カラーフィルターはフラッシュの発光面につけるのですが、フィルターを変える際に普通ならファブリックディフューザーを脱着しなければカラーフィルターは交換できないのですが、この”MagBox”では側面に腕を入れてカラーフィルターを簡単に交換できるジッパーがついていますので、簡単かつ素早く交換する事ができる様になっています。
そして光源の角度を変える事のできる”MagShoe”は、片手で簡単にオペレーションできるのが特徴です。
フラッシュライトや”MagRing”を取り付けて固定するのも片手でできる他、照射角度もレバーを引く事でロックをリリースし、そして角度を変えて固定できる様になっていますので、両手でスクリューネジを緩めて角度を決めてサイド閉めると言った従来の機材と比べて遙かにスピーディーかつ簡単に変える事ができますので、相手を待たす事もありません。
その他にもこの”MagBox”は女性でも簡単かつ軽く持ち運べる様に専用のキャリーケースがついている等、本当に使い勝手の良い撮影用ライト機材となっていますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
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