あなたは小学生の頃に雑誌の付録で日光写真が撮れるキット等がついていたのを覚えていますか?カメラを組立て、感光紙を入れ、天気により指定時間、放置すれば味のあるあるレトロな写真が撮れましたよね。
デジカメが世の中に出て来て、フィルムが不要になり、今ではスマホの解像度も上がったので、スマホオンリーで撮影している人も多いですよね。手軽で便利でいいのですが、たまには味のあるレトロな写真を撮ってみたいと思いませんか?
この「ONDU」はウォールナットを原材料に使った木製のいい香りのするピンホールカメラです。
このカメラの特徴は、カバーや可動部分にうまく磁石を使ってパーツを固定している所にあります。材料が木ですので、やはり摩擦が起こると削れてしまいますよね。ですので密閉性とスムーズな動き、そしてフィルムの交換等の作業のし易さ等を考えて作られています。
そして心臓部のレンズ(と言うか穴)ですが、この穴のサイズはレーザーで精密に0.025mmの穴を開けてレンズ部分を作っております。(この0.025mmってのが、このカメラでの撮影時間や画質を考えての最適サイズなのでしょう)
どうやってアングルを確認するの?
ピンホールカメラなので、撮影画像のアングル確認用の窓やディスプレイはありません。ですが、この「ONDU」はカメラ上部にアングルが確認できるラインが彫ってあり、このラインを斜め上から見れば、その延長線上に入るものが撮影できます。ちょっとコツはいりますが、なかなかナイスなアイデアですよね。またカメラ上部にはアイベルも埋め込まれているので、水平をカメラで確認する事もできますよ
シャッターは?
ピンホールカメラなので、レリーズボタンはありません。穴を塞ぐ木の棒がシャッター代わりです。このシャッターを、フィルムの感度と天候を考慮して指定秒数、開いた状態を維持して撮影します。このシャッターを開いている時間、これが撮影した写真の味を決めると言っても過言ではありません。短くすると暗い写真しか撮れませんし、長いと動く被写体はブレて残像の様に写ってしまいます。
商品のラインナップですが、
フィルムサイズで35mm(レンズの焦点距離25mm)フィルム用、120mmフィルム用(焦点距離25mm、40mm,70mmの3種類あり)
4×5インチフィルム(焦点距離65mm)、4×5インチフィルム(焦点距離40-80-120mmの3に変更可能タイプ)、5×8インチフィルム(焦点距離88mm)、8×10インチフィルム(焦点距離122mm)
いっぱいありますので、詳細は下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/ondu-/ondu-pinhole-cameras-mk-ii
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