みなさんはモノを切る原理がどうなっているのかご存じでしょうか?
確かに研いで先が鋭く尖った刃はよく切れますが、これは刃先を薄くしたからに他なりません。
例えば刃の厚みが刃先で0.5mmあるものと、0.1mmのものを比べると0.1mmの方がよく切れるのは誰にでも容易に想像できます。
おそらく刃先が薄い方がよく切れると言う知識をみなさんが持っておられるのでそう思われるのでしょうが、厳密に言うと長さ200mmで幅0.5mmの刃先に1kgの力を加えるのと、同じ200mmの刃で幅0.1mmの刃先に同じ1kgの力を加えた時に、単位面積当たりに加える事のできる力は刃の幅の細い方が大きいのに決まっています。
つまり刃先の細い方がよく切れると言うのはより小さな面積に加える力が強くなるので硬いモノでも簡単に切断する事ができるのです。
ただ、いくら刃先が細くでも刃が柔らかければ相手の素材が自分以上の硬さのものだと負けて砕け散ってしまい、刃物だと刃こぼれする(刃が欠ける)と言う事になります。
そこで今回はその刃先に”ダイヤモンドライクカーボン”を加えた世界最強の硬さを誇るサバイバルナイフ「Ultimatedge Knife」をご紹介致します。
ところで”ダイヤモンドライクカーボン”って何と言われる方は多いと思います。この素材は名前の通り、ダイヤモンドの様に硬いカーボン、つまり炭素素材で、硬いと言われて様々な用途に使われているカーボンファイバーの様なものと思っておいてもらえば良いかと思います。
ただダイヤモンドライクカーボンの強度は金属の中では一番硬いチタン合金の約2倍と、このダイヤモンドライクカーボンで作った刃物であれば切る事のできない素材はそれ以上に硬いダイヤモンドと言う事になり、チタン合金でも理論上は切る事ができます(ただ人力ではそこまでの力を加える事は不可能なので、不可能ですが……)。
ですからこの「Ultimatedge Knife」は簡単に太いロープも一振りで一瞬で切断する事ができる切れ味を持っています。
しかもこの世で最高に硬いチタン合金の倍の硬さを持つ刃先を持ったこの「Ultimatedge Knife」に勝つ事のできる素材はありませんので結果的にどの様なモノを切っても刃こぼれする事がないので、結果的に研いだりする必要も必要なく、いつまでも切れ味を維持する事ができます。
刃こぼれすると言う事は相手の硬度の方が勝っているから欠けるわけで、こちらが硬いのであれば欠ける事はないと言う事です。
更にこの「Ultimatedge Knife」の刃先のエッジは35度と非常にシャープに仕上げられています。それ故にこの「Ultimatedge Knife」では、おそよ直径0.05mm〜00.15mmの髪の毛を半分に切断する事のできる精度も持ち合わせていますので、包丁の切れ味が味を左右する刺身の調理と言った用途にも向いています。
そんな「Ultimatedge Knife」は全長235.5mm、刃先は99mm(なので銃刀法には違反しません)、刃の胴体部分の厚みは37.5mm、刃先の厚みは4mmとなっていますので、切れ味重視のサバイバルナイフをお探しの方にはピッタリな逸品と言えますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
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