ネコのトイレを選ぶ際にみなさんもトイレシートにするのか、それとも猫砂にするのかとても悩まれたのではないでしょうか?
トイレシートは丸めて捨てるだけなので手間が殆どかからない分、トイレにかかる費用の面だけを見ると猫砂よりも出費が嵩みます。
一方猫砂は、固まった砂をスコップ等を拾い上げて捨てるだけなので、一度入れた猫砂が少なくなるまでは新たに補充しなくても良いのでコストパフォーマンスは最高です。
そして猫砂ではなく代用品としてホワイトペレット(暖炉に使う、おがくずを固めた燃料)等を使えば更に安上がりです。
ただ問題は後始末です。トレイタイプのトイレでは、用を足した後に足で猫砂を蹴ってかけますので、回りに砂が撒き散らされますし、更に汚物は小まめに処理しないと臭いの元にもなります。
そこでそんなコスパの良い猫砂の処理をいかに簡単にするか、それを研究し尽くしたトイレ「Boxscoop 2.0」をご紹介致します。
バケツで砂が飛び散らない
まずこの「Boxscoop 2.0」を見て頂けるわかる通り、このトイレは底の深いバケツの様な形状をしています。
その為に平らなトレイの様にネコが出入りした際に足にくっつけた砂を周囲に撒き散らしたり、排泄した汚物に砂をかける際もバケツの中なので、まず外に砂が出ると言う事は考えられません。
更に出入りと砂の飛び散りを考えて蓋がついています。この蓋には意味があり、1つは砂が飛び散らない様にできるだけ開口部を少なくすると言う事と、蓋を足場としてネコが「Boxscoop 2.0」の中に出入りしやすい様にすること。
そしてもう1つ、「Boxscoop 2.0」の中から出た時に、いきなり床の上に降りるのではなく蓋の上に乗る様に仕向けておく事で、足の裏についた砂をこの蓋の上で出来るだけ払い落とせる様にしているのです。
しかも蓋にはスリットが入っており、より足裏の砂が落としやすく工夫されていますので、トイレの回りの砂の掃除もそれ程気にしなくても大丈夫です。
たった5秒で終わるトイレ掃除
そしてこの「Boxscoop 2.0」にはもう1つ、汚物の除去を超簡単に素早く終わらせる仕組みがあります。
それは非常に簡単で、しかも力は不要なので小学校低学年のお子さんでも慣れたら簡単にお掃除のお手伝いができる様になっています。
ではその方法ですが、まずはネコの足場にもなっている蓋を取り去ります。
そしてこの「Boxscoop 2.0」に付属している独特の形状をしたスコップのアームをバケツの中で手前から奥へと回転する様にバケツの縁を軸にして回す、それたった1回の動作で「Boxscoop 2.0」の中の固まった汚物はスコップの中に綺麗に入った状態で上がって来ますので、後はその汚物をゴミ箱にポイッと捨てるだけでトイレ掃除は終了です。
どうですか、こんなに簡単に掃除が完了するトイレって見た事ないですよね。しかも全てが手動なので壊れる心配もありません。
ただ直径が約50cmほどありますので、マンションで多頭飼いされている様な方はかなりスペースを取りますので、設置場所等に悩まされるかもしれませんが、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/boxscoop/boxscoop-20-the-worlds-fastest-cleaning-cat-litter
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