以前から田舎暮らしを紹介する様な番組を見ていると、あぁ言う自然に囲まれた田舎暮らしっていいよなぁ〜とつくづく思うのですが、実際にあぁ言った場所に住むには、何でも自分達で解決しなければなりませんのでそれ相応の覚悟が必要ですし、ずっと一生住むのであれば若い間に計画的に準備して行かなければ、生活して行く事すらままならないのは目に見えています。
そこでそう言った場所に住むにあたってこれがあればかなり生活が便利だぞと実感するガーデンロボット「Yarbo」をご紹介致します。
RTK(Real Time Kinematic)によるcmオーダーの位置制御
今回紹介するガーデンロボット「Yarbo」はRTK(リアルタイムキネマティック:Real Time Kinematic)と言うGPS等の位置情報衛星からの信号と、RTKと呼ばれる位置情報を送信する基地局を設置する事で本来GPSならメートル単位でしか位置情報を取得できない所をセンチ単位で自車位置を把握できる技術です。
またRTKの基地局は、ロボットを走行させるフィールドの近くに設置しますので、厚い雲の覆われてGPSの電波が受信できないと言った場合でも、RTKの信号だけでは精度は落ちるのでそのまま作業させる事は出来ませんが、ベース基地に自動的に戻る程度の制御は可能です。
ですのでRTKを使う事でスマートフォンやタブレットから作業場所を指定すれば、例えば特別なセンサーなど使用せずに芝生と歩道との境目ギリギリまで芝を刈る事ができる能力を持っていますし、芝刈りでしたら無駄に刈った芝生の上をまた走行して刈ると言う事がないので非常に効率的に作業させる事ができますし、RTKの電波が届く半径20km範囲でしたら場所を変えて作業させる事ができます。
モジュールを変えて除雪機に
次に「Yarbo」は、こう言ったガーデンロボットの殆どが芝刈り機であるのに対して、ヘッドユニットを交換する事で何と芝刈り機から次は除雪機になるのです!!
しかも、ただブルトーザーのバスケットの様なものをつけて雪を押しのける程度のものではなく、よく雪の降る地域で空に向かって伸びる長いノズルから雪を遠くに飛ばしている除雪機と同じ仕組みのヘッド”Snow Blower S1 Modul”がラインナップされているのですが、ノズルはもちろん可動式で自動的に自車の向きに合わせて同じ方向に雪を飛ばしている姿は、何か感動すら覚えますし、これがあれば、夏場の草刈り同様、冬の雪かきも楽が出来ます。
更に”Blower B1 Module”と言うブロワーモジュールも用意されており、こちらもエアーの吹き出し口を左右に振りながら、地面に落ちた落ち葉などを吹き飛ばしながら集めます。
カメラセンサーで細かく分析
更に「Yarbo」にはカメラが搭載されており、進行方向の障害物をリアルに障害物なのか、ただの背の伸びた雑草なのかを瞬時に見分けて除けなければならない障害物だけを避ける他、もちろん子ども達が走り回っていれば子ども達を避けますし、子どもが投げたボールが転がって来たりしても瞬時に判断して停止すると言った機能も持っていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLにてご覧ください。
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