歳を取ると筋肉を鍛えなさいと言う事がよく言われますが、アスリートの方々が行う様な筋肉に過負荷をかける事で筋繊維を太くして筋力アップを図る様なトレーニングはさすがにお年寄りには無理です。
こう言った過負荷をかけるトレーニングは非常に短期間で筋力アップを図る事が可能ですが、筋肉を構成する筋繊維に、筋繊維が切れる寸前までの負荷を与える事で、その損傷した筋繊維が与えられた負荷に耐えられる様に修復する際に太くなると言う作用を利用しています。
ですが、お年寄りは若者ほど筋肉を修復する為の成長ホルモンが十二分に寝ている間に分泌されませんので、若い頃と同じ様なトレーニングを続けていると逆に身体を壊してしまいます。
そこで今回は、全く新しい概念で腕の筋肉を鍛える事が可能な「EMERGY」と言うトレーニングマシンをご紹介致します。
捻る動作で筋力アップ
この「EMERGY」の特徴は輪の中の棒を手で握り、そして左右に捻るだけで腕の筋肉が鍛えられる点です。
その時に重要なのが捻った時にしっかりとその位置を維持する事です。
この「EMERGY」は捻ねる止めると反動で捻った方向とは逆方向に戻ろうとする力が働きますので、その反動を腕全体でピタリと抑えると言うのがこの「EMERGY」の基本動作で、戻る力を腕の力で静止させる事で筋肉に負荷がかかり、腕の筋肉を鍛える事ができると言うのが、この「EMERGY」のトレーニング理論になります。
実際に、手首を捻って回しているだけなので手首だけしか鍛えられない様な気がしますが、実際に体験すると上腕二頭筋や三角筋、大胸筋まで力を入れて「EMERGY」を止めている事に気付きます。
原理はどうなっているの?
では一体中身はどうなているのかと言いますと、外側のリングの中にはオモリのついたバネが入っているのです。
つまり「EMERGY」を回転させる事で遠心力でオモリは回転方向へ進もうとしますが、オモリに引っ張られる様に伸びたバネは弾性力で戻ろうとてオモリはバネに引っ張られて今度は逆向きに動きます。
力学的なイメージとしては、バンジージャンプする為に飛び降りた人がゴムの力で再び舞い上がらない様に、しっかりと受け止めると言った感じでしょうか。
どれくらいやっかたはスマホで管理
そして「EMERGY」のグリップ部分にはセンサーや通信ユニットが埋め込まれており、スマートフォンで毎日どれくらい「EMERGY」を使用してエクササイズをやったのかが管理できる様になっていますので、空き時間や移動時間を利用して少しずつ積み重ねて行けば、そのウチに上腕のスダレはなくなり、上腕二頭筋は富士山の様にそそり立つ様になりますよ。
なお詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/84468887/emergy-disc-fitness-for-people-with-little-time-fo
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