早朝の様な周囲がとても静かな時間帯はテレビのボリュームも最小限に絞っていても余裕で聞こえるのに、時間が経つにつれてその音量では聞こえなくなくボリュームを上げざるをえなくなって来ますが、これってどうしてだがご存じですか?
当然、生活音がし出したり車の交通量が増えたりする事で周りで発生する音が大きくなって行くからなのですが、360°あらゆる方向の音でも聞き取れると言う人間の耳の能力も影響しています。
音と言うのは理科の授業で習った様に波です。大きな音と言うのはその波が大きく、小さな波を飲み込みますので周囲で大きな音が聞こえ出すと小さな音はかき消されてしまうのですが、もう1つ音は小さくてもあらゆる方向から飛んで来る音の波が合わさり、小さな音の波が同調する事で大きくなる事で小さな音の波でも大きな音をかき消してしまうと言う事もあるのです。
そこで今回は、ざわついた場所でテレビの音や人の話し声が聞き取り辛い方、周囲の雑音に惑わされる事なく集中したい方にオススメなイヤーガイド「earHD」をご紹介致します。
音を聞き分ける能力
人間の耳と言うのは外敵からの攻撃を素早く察知する為に360°どの方向からの音も拾え、そしてその方向を知る事ができる様になっています。
そしてその原理は、例えば前方からの音であれば左右の耳に同時に音が入るので前方から発生した音だと言う事が分かり、右から発生した音なら右の耳だけに音は入るので右からの音だと言う事が分かりますし、左後ろからの音ですと先に左耳に入った後に右耳に同じ音が入るので左の方と言う事がわかりますし、後方からと言うのは両方の耳に入った音の大きさで自動的に音を認識する脳の中の器官で判断します。
その為にどの方向で危険な物音が発生しても聞き取る事ができるのですが、それが日常生活で仇となり、360°あちらこちらで音が発生するとそれら音が混ざってしまい聞き分けられなくなりますので、対面で話している方の話し声さえ聞き取れなくなって来るのです。
「earHD」の原理
そこでこの「earHD」は何をしているのかと言いますと、構造を見てもらえば分かりますが、一方向に空いた、つまり前方に向いた開口部から入った音を耳の中へ導く様な構造になっています。
つまりそう言う構造にする事でこの「earHD」は前方からの音だけを鼓膜まで届け、横方向はもちろんの事後ろから飛んで来た音に関しては全て跳ね返す構造とする事で前方からの音に集中する事ができる様になっています。
これは例えば、みなさんがある方向からの方向からの音が聞こえ辛い場合、手を耳に当て手を絞る事で音のする方向を絞って、ある方向からの音だけを拾いやすく、捉えやすくしようするのとこの「earHD」の原理は同じです。
つまりこの「earHD」を利用する事でテレビのボリュームを上げなくてもテレビからの音だけをこの「earHD」は鼓膜へと届けますので、もうテレビのボリュームが大きいと怒られる事もなくなりますし、聞こえ辛くて何を言っているのか分からないと言う事もなくなりますので、耳が遠くなり聞こえ辛くなった方にもオススメですので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/flareaudio/earhd-upgrade-your-ears-by-flare-audio
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