最近のノートPCはあまり拡張ポートを持っていない為、USB-Cマルチハブの様な様々な出力ポートを持ったデバイスが必ず必要になって来ますが、ここで重要なのがどの規格に対応しているかで、例えばUSB3.2 Gen1なのかGen2なのかでデータ転送スピードは5Gbpsも違いますし、最新のUSB3.2 Gen2×2では20Gbpsでのデータ通信が可能になっています。
またUSB-Cに関してもUSB-Cは単なる物理的な規格で、ここに給電を行うUSB-C Power Deliverと言った規格や映像出力を行う事ができる”Displayport Alternate Mode”、更には高速データ転送規格の1つであるThunderboltなどの規格もあり、USB-Cマルチハブの拡張性だけでなくスピードも重視されるのであれば、スペックもじっくりと見なくてはいけません。
そこで今回は、今現在において最速のスペックを持つUSB-Cマルチハブ「TOBENONE」をご紹介致します。
トリプルディスプレイ出力
今回紹介するUSB-Cマルチハブ「TOBENONE」にはHDMI、DisplayPort、USB-Cポートを合わせて同時に3台のディスプレイに4k@60HZの解像度で映像出力を行う事が出来ますし、接続ディスプレイが1台だけであれば8k@60Hzでの出力も可能です。
ただ気を付けなければいけないのはMacで、お持ちのMacによっては拡張できるディスプレイは1台だけで2台目はミラーリングにしか対応できないと言ったMacもありますので要注意ですし、Windowsにしても4k@60Hzに対応したディスプレイを何枚拡張できるのかしっかりとPCのスペックを把握しておかなければ宝の持ち腐れと言う事にもなりかねませんので要注意です。
Thunderbolt4サポート
次にこの「TOBENONE」にはThunderbolt4に対応したUSB-Cポートを1ポート備えています。
そして接続するデバイスがThunderbolt4に対応している場合、もちろん40Gbpsでのデータ転送が可能なのですが、PCIe接続のHDD等はThunderbolt3の倍の32Gbpsでのデータ転送が可能ですし、ディスプレイに関しても4kディスプレイ2台ないし8kディスプレイへの出力が可能となっていますし、ケーブルも2m長のケーブルが使える様になっているのが大きなポイントです。
更にUSBで言えば背面にはUSB-A3.0、USB-A2.0×2の3ポートを備えている他、USB-A3.2×2,USB-C3.2×1ポートを備えており、この他にEathernetや3.5mmオーディオジャックなども備えています。
UHS-IIに対応したmicroSD、SDカードスロット
そして更にこのUSB-Cマルチハブ「TOBENONE」において魅力を感じるのはMicroSDとSDカードスロットです。
デジタル一眼レフカメラなどで使われるmicroSDカードやSDカードは8kでの撮影が可能なものや高速連写が可能なものはUHS-IIないしUHS-IIIに対応したメモリーカードが必要ですが、肝心のPCに取り込むカードリーダーは、UHS-Iにしか対応してないものが一般的で、UHS-IIに対応したものを探すのは大変ですし、USB-Cマルチハブの殆どはUHS-Iにしか対応しておらず、SDカードやmicroSDカードからの読み込みは非常に遅いのが現実です。
ですがこの「TOBENONE」ではUHS-IIに対応しており156MB/s Full Duplex 312MB/s Half Duplexでの転送が可能な事から、カメラで撮影した画像や動画と言ったものもサクサクPCに取り込む事がこの「TOBENONE」では可能ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。