イヤホンはその大きさに制約がある事から中に詰め込むドライバーつまりスピーカーの大きさや数にも制約があり、どうしてもイヤホンには小口径のドライバーしか内蔵できませんので、大口径のスピーカーを内蔵できるヘッドホンの様なズンズンと身体に響く様な迫力あるサウンドを再生しようとするのにはかなり無理があります。
ところがグラフェンシートと言う炭素から作られたダイヤモンド同等に硬い素材は通電性、熱伝導性に優れており、最近では衣服に内蔵するヒーターとして、そして電気を流す事で伸縮する性質を利用してスピーカーへと幅広く利用されています。
そこで今回は、その最近注目のグラフェンスピーカーを内蔵したワイヤレス・イヤホン「Model X」をご紹介致します。
グラフェンスピーカーの魅力
グラフェンスピーカーの魅力は何と言っても1枚のシートに電気を流す事で伸縮してスピーカーのコーンの役目を果たしますので、スピーカーの様にコイルや電磁石が不要なので薄く板状にできると言う点にあります。そうする事で従来のイヤホンであればドライバー(スピーカー)に占領されていた部分に空間が生まれますので、よりたくさんのバッテリーを搭載する事ができます。
また従来のドライバーならドライバー毎に再生周波数と言って出せる音域に制約があったのが、ペラペラのグラフェンシートはそれが全くなくほぼ全周波数帯域においてフラットな音の再生能力を持っています。
そしてこの「Model X」は直径10mmと言うイヤホンにしては大口径のグラフェンスピーカーを内蔵する事でより低音域の再現能力が上がっており、ワイヤレスイヤホンながら耳にズンズンと言うあの低音サウンドを感じる事が可能になっています。
AAC,Bluetooth5の魅力
そしてこの「Model X」にはiPhoneユーザーには嬉しいAACと言うオーディオプロファイルを搭載しており、iPhoneユーザーであれば最高の音質でサウンドを楽しむ事ができる他、通信距離や通信スピードがアップされたBluetooth5チップを採用した事で安定した遅延のないサウンドを奏でる事ができますので、電話でも相手の声が聞こえるまでに国際電話の様なタイムラグが発生する事もなくなっています。
更にBluetooth5は省電力化も進んでおり、何と1回おnフル充電で5時間の連続再生ができるだけでなく、ゼロからフル充電にかかる時間はたった15分と充電時間の短さも魅力的です。
-20dBのノイズキャンセラー
そしてこの「Model X」は周囲の雑音を消すノイズキャンセラーの実力も魅力的です。
最大-20dBと言うノイズキャンセリングの実力は、掃除機を真横でかけている状態が、誰もいない図書館レベルの静けさにまで変化させる事のできる実力を持っていますので、通勤や通学の電車の中でボリュームを上げて周囲の人に音漏れで迷惑をかける事もないでしょう。
またIPX5の防滴構造なので、トレーニング中に汗をかいても機能には支障ありませんので、音楽を聴きながらトレーニングされる方にもベストなワイヤレスイヤホンですので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
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