最近はロードバイクやマウンテンバイクの様な自転車好きな方が乗られる様な自転車に乗っておられる方は、ヘッドライトの他にテールライトまで装備し、夜間走行時の車やバイク、他の自転車との接触事故を避ける為の回避策を講じている方が多いのですが、ママチャリと呼ばれるシティーサイクルに乗っている方はほぼ何もそう言う対策をされない方が大多数です。
ですがヘッドライトだけでは前方から接近する車両であれば認識する事ができますが、街灯が点灯している様な街中ですと周囲の街灯の明かりにヘッドライトがかき消されて見えない上に、車高の高い車は位置の低いシティーサイクルのヘッドライトはとても見辛く、なおかつ最近は電球からLEDになり、乗っている人には見やすくても、光が直進して拡散しないLEDは本当に認識するのが大変なのです。
そこで夜道を安心して自転車で走行する事のできる反射シール「FLECTR 360 WING」を今回はご紹介致します。
360°反射するスゴさ
みなさんは車のテールライト付近についているリフレクターと呼ばれる光を当てると反射して光る赤色の板がついているのはご存じでしょうか?
実はリフレークターは自転車についているものもあり、赤いプラスチックの見る角度によってキラキラと光る板があり、これは後方から接近して来る車や、自転車のヘッドライトがこのリフレクターに当たる事で、前方を走っている車両を認識し易くする為の装備なのですが、実はこのリフレクターは反射する角度が決まっています。
昔、中学校の理科の授業でレンズの仕組みを学習した時にレンズに入った角度と同じ角度で光は出て行くと習ったかと思います。
身近な所では鏡を自分の身体から離して行って鏡に映っている風景を見ると、離せば離すほど真後ろから斜め後方、そしてほぼ真横へと鏡に映る風景が変わって行くかと思いますが、それの事です。
ですからリフレクターも真後ろから当たった光に関しては真後ろに光りを返しますが、少し斜め後ろから光はその光が入って来た方向には返しませんので、ちっとズレるとリフレクターは光らないのです。
それをこの反射シール「FLECTR 360 WING」は自転車のリム(ホイール)に巻き付ける様に貼り付けるとはいえ、360°どの方向から飛んでくる光に対してもその飛んで来た方向に当たった光を反射して光っている様に見せるのですから、その技術はすごいものがあります。
反射面積アップで被視野性アップ
そしてこの「FLECTR 360 WING」は実は6作品目で、既にこの「FLECTR 360 WING」を作った会社”The Outsider Team”は既に5種類の反射シールをこの世に送り出しています。
そしてこの「FLECTR 360 WING」で前商品の”FLECTR 360 CL”とどこが変わったのかと言いますと、より被視野性を向上する為に形状が異なっており、より多くの光を反射して相手に自車を見つけてもらい易くする様に工夫されているのです。
実際のところ”FLECTR 360 CL”と比較すると30%弱反射面積が増えています。
リムと同色で昼間は目立たず
そしてこの「FLECTR 360 WING」にも”FLECTR 360 CL”同様に色はシルバー、アンバー、レッド、オレンジ、ブルー、ブラック6色が用意されています。
これはリムの色と合わせる事で昼間は目立たずリムと同色化する事で美しいリムを引き立たせる効果があります。
さすがにブラックカーボンのリムにアンバー色の「FLECTR 360 WING」が貼ってあると確かに黄色と言う事で昼間も目立って良いのですが、せっかくの美しいリムがアンバー色の反射シールで美しさが半減すれば、何か勿体ないですよね。
ただどの色も反射性能に関して違いは全くありませんので、下記URLを参照のうえ、自分の好みでお選び下さい。
https://www.kickstarter.com/projects/outsider-team/flectr-360-wing
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