こう寒くなって来ると温かい飲み物の方が良くなって来ますが、コーヒーはコーヒーメーカーと言う専用の器具があり豆と水をセットするだけで簡単にコーヒーを作ってくれますが、紅茶や緑茶、ウーロン茶と言った日頃よく飲んでいるコーヒー以外の温かい飲み物ってお湯を沸かしてから淹れるか、ヤカンに茶葉を入れて煮出すかのどちらかしかありませんが、お茶を淹れたり沸かしたりって意外と味が一定せずに難しいと思った事ってありませんか?最近ではIHやガスレンジではお湯が沸騰すれば加熱を中止したり、一定時間加熱した後に加熱を中止する様な機能を持ったIHやガスレンジもありますが、それはヤカンで沸かす事ができる茶葉(番茶や麦茶等)で、普通の紅茶や緑茶、ウーロン茶は急須で入れなくてはいけませんし、これもまた美味しく抽出しようと思うと、茶葉にお湯をほんの少し注いで蒸らす時間だったり、お湯の温度であったり、お湯に茶葉を浸しておく時間と言うものが決められており、確かにその指示通りに淹れれば本当に美味しいお茶を淹れる事ができます。
ですが朝忙しい時間にゆっくりとお茶を淹れているなんて事なかなかできませんが、できれば出涸らしの様なお茶よりも香り高い味の深いお茶が朝から頂ければ朝から気分も良くなると言うもので、そんな最高のお茶を抽出してくれるティーメーカーがこの「Qi Aerista」です。
ではまずは「Qi Aerista」でどの様にお茶を入れるのかを見て行きますと、まず耐熱性のガラス容器に水を入れて、その上にドリッパーをセットて茶葉を入れて蓋をします。
そして入れた茶葉の種類(緑茶、紅茶、ウーロン茶、水出し茶…etc)を選び、抽出濃度(強・中・弱)を選んでスタートボタンを押すだけで後は自動的にお湯を沸かしてお茶を淹れてくれます。
ここまでなら既に同様の機能を持った製品がありそうなものですが、この「Qi Aerista」が違うのは一度お湯を沸騰させてからお茶を淹れる最適温度までに冷ましてからお茶の抽出を行う点です。この一度お湯を沸騰させる重要性は
1.殺菌
2.残留塩素を飛ばして臭い成分を除去する
3.沸騰させる事で水の硬度(一次硬度)が下がり、お茶の成分の抽出しやすくなる
と言う所にあり、水を一度沸騰させてから最適温度になるまで冷めるのを待ってお茶を淹れると言うのはお茶を美味しく淹れる際の鉄則の様なものですから、この「Qi Aerista」はそれを着実に守り実行しているわけです。
そしてお湯が最適温度になればお湯をくみ上げ、指定の濃さになるまで(実際は指定した時間分、お湯を汲み上げては茶葉の上に落としてお湯を循環させながら抽出して行きます)ドリップを続けます。
そして淹れ終わると本体からアラームが鳴ると共にスマートフォンに専用のアプリケーションを入れておけばスマートフォンへも通知されてお茶の出来上がりがわかります。また淹れたお茶は1時間は保温され、その他にもタイマー機能があり、朝目覚めの時間にお茶の出来上がり時間をセットしておくとお茶の良い香りで起きる事ができます。
ちなみにお茶を淹れるお湯の温度や時間ですが、本体のボタンでは既にその温度や時間は例えば緑茶であればお茶を淹れるお湯の温度は80℃、そして弱では2分、中で3分、強で4分間お湯を循環させながらお茶を抽出すると言う設定がプリセットされているのですが、それでは同じ緑茶でも煎茶と玉露と言った種類でお湯の温度や抽出時間は違いますから、そう言う場合はスマートフォンで温度は1℃単位、抽出時間は秒単で設定できる様になっています。
そしてこの「Qi Aerista」を使えば茶葉の量さえ量って同じ様にセットするならば今まではある時は薄かったり、ある時は濃かったりと言う事があったりしたのが全くなりなりいつでも均一な味のお茶を楽しむ事ができますし、お茶をヤカンで沸かしていて吹き溢してしまってレンジを汚してしまうと言う事も、ヤカンを空焚きしてしまうと言う事もなくなります。なお詳細な「Qi Aerista」の情報については下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/rickha/qi-aerista-the-ultimate-wi-fi-enabled-smart-tea-ma
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