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最大1000倍に拡大できる事で自分の赤血球も見る事ができるスマートフォン顕微鏡アダプタ「DIPLE」

学校の授業などで顕微鏡を使い植物や昆虫、小動物などの観察をした後に、実際に自分でも自宅で顕微鏡を使ってミクロの世界を見てみたいと思った事はありませんか?
最近はホビー用の顕微鏡であればとても安く買えますし、デジタルカメラのついた顕微鏡やスマートフォンと接続できる拡大CCDカメラ(顕微鏡)などもあり、比較的ミクロの世界を覗くのは簡単です。

ただその実際に見たミクロの世界の写真夏休みのレポートに使ったり、500倍以上の倍率でバクテリアなどを見てみようと思うと、それなりにちゃんとした機材を揃えなければ高倍率の、肉眼で見ても絶対に見ることのできない世界と言うのは見る事ができません。

そこで今回は、最大1000倍と言う非常に常識外れの倍率でミクロの世界を拡大するだけでなく、そのミクロの世界を即座にスマートフォンで撮影できる顕微鏡アダプタ「DIPLE」をご紹介致します。


×35, ×75, ×150の3枚のレンズを使い分け


まず何故この「DIPLE」には3種類の拡大レンズが付属しており、”DIPLE RED”は、実倍率35倍のレンズで、3ミクロンの解像度があり、視野は1mmなので見る見る事のできる対象物は細胞、微生物(原生動物、ワムシ…etc)等になります。

次に”DIPLE GREY”は実売率が75倍で、1ミクロンの解像度があり、より大きく拡大して細菌や細胞、原生動物を見る事ができるレンズになります。

そして最後に”DIPLE BLACK”は実解像度は150倍のレンズになり、0,.7〜0.8ミクロンの解像度でバクテリア等を拡大して表示する事が可能なのですが、これはレンズの倍率であり、スマートフォンのカメラが複眼で構成されており望遠カメラを備えていればスマートフォンのカメラとデジタルズームを屈して1000倍もの高倍率でミクロの世界ののぞき込む事ができ自分の血液に含まれる赤血球だって見る事が可能です。


ミクロの世界をのぞき込む為の様々なギミック


では実際、この「DIPLE」はどう使用するのかと言いますと、
1.まずLED光源を外している方は元の場所へ戻し、LEDライトを点灯させます。
2.スライドシフターと言うLED光源を絞りプレパラートの一点だけを明るく照らし出すアダプターをセットします。
3.そしてプレパラートに実際に自分が見てみたいサンプルを乗せた上でカバーガラスを上からかけて「DIPLE」にセットし、スライドシフターで絞られたLEDの光の輪の中にサンプルがあるのか確認します。
4.プレパラートの上から拡大したい倍率のアダプターを3種類の中から選んでセットします。
5.スマートフォンを水平にした状態でレンズの上に置く為のアダプターの高さを合わせます。
6.実際にスマートフォンのカメラを起動し、カメラと拡大レンズの位置を合わせて見ます。

もしスマートフォンのディスプレイの中に観察したかったサンプルの拡大映像が出て来なかった場合は、プレパラートの位置を微妙にずらしながら目的とするサンプルを探し当てるのです。


1000倍にデジタルズームしてもハッキリと撮影できるのは箱のおかげ


そしてこの「DIPLE」で最後に注目すべきはこの箱の様な筐体そのものです。
この「DIPLE」はただ、箱にしたのではなく、効率良くサンプルを観察し、動画や静止画が記録しやすい用にする為です。
と言いますのはデジタルズームにすると光学手振れ補正が効きませんのでちょっとした振動が映像のブレとなって現れますし、1000倍まで拡大するとμm単位の場所を撮影していますので息を吹きかけてもズレる様なレベルです。

その為に上から乗せたスマートフォンを安定させる必要があるのですが、その安定させる為にこの「DIPLE」は箱型をしてスマートフォンが乗せられる様にしてあり、もしタブレットを使って撮影する様な場合は安定してタブレットを水平に置く事ができる様に脚が2脚付属しており、ジャッキアップする事ができる様になっているのです。

もちろん撮影はタイマー撮影か動画撮影後にフレームの一部を別な画像に保存すると言うのがベストですので、これでみなさんも来年の夏の自由勉強にミクロの世界を観察してレポートを作ってはいかがでしょうか?

もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/blips/diple-the-revolutionary-microscope-for-any-smartphone

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