何か書類やメモを電子化、ファイル化したい時にはスマートフォンのカメラで撮影してファイル化する様なアプリがたくさんありますし、iPhoneはメモの機能の1つとしてスキャナ機能を持っていたりもします。
ただ本格的なドキュメントスキャナではありませんので、1枚1枚の書類を綺麗にフラットな状態に広げた上でカメラを構えて撮影しなければなりませんので、数枚程度の書類をpdf化したりするのであれば良いのですが、数十枚、数百枚もある電子化されていない冊子やファイルの束をスマートフォンでpdf化すると言うのはあまり現実的ではありません。
しかも取り込んだファイルからアプリ等で文字起こし(文字認識)をして電子ファイルにするのであれば、真っ直ぐに取り込む為の工夫や、光の当たり方も工夫しなければ正確に文字を認識する事ができませんので、1枚の紙を取り込むのに相当な時間と工夫が必要となります。
ですが今回紹介するポータブルスキャナ「xcanex」ならアッと言う間に取り込む事ができる他、携帯性にも優れており、どこででも作業を行う事が可能です。
オートスキャンで高速取込
まずこの最大A4サイズまでのドキュメントや写真等が取り込めるスキャナ「xcanex」の1番の目玉機能がオートスキャン機能です。
普通、オートシートフィーダーを備えていないドキュメントスキャナの場合はフットスイッチ等が付属しており、両手で開いた書類や書籍を開け、そしてフットスイッチで撮影を行うと言うのが一般的です。
ですがこの「xcanex」は自動認識機能を備え、ドキュメントや写真が置かれたのを検出して自動で撮影を行ってくれますので、最小限の時間で撮影を行う事が可能です。
またこの「xcanex」はピントを合わせるのにレーザーを使い撮影対象となる物体までの距離を計測していますので、本の様な厚みのあるものでも即時にピントを合わせて撮影する事が可能になっています。
余分なものを除去するオートトリミングが最高
そしてこの「xcanex」では専用のスキャナアプリの出来も良く、斜めになったドキュメントを自動的に歪みを補正して真っ直ぐな状態にして撮影してくれる他、本の様に起伏があって取り込んだ文字が歪んでしまうものも自動的に真っ直ぐに処理される様になっており、更にドキュメントや本を押さえている指までも自動的に消去してくれる様になっていますので、最短時間で取り込む事ができる他、本の様に歪みが出てしまうものもピッチリと指で紙を伸ばした状態で取り込む事ができるので失敗がありませんし、自炊の様に本をカットしなくても取り込めるので、本を傷つけたりしないのも利点です。
電源不要で持ち運びも容易
そしてこの「xcanex」はスキャナ本体の重さは200g(土台が500g)しかない上にPCからのUSBのバスパワー駆動で動作可能で電源も不要なため、付属のベルト等でPCに固定して持ち歩くと言う事もできますので、よく書類をスキャンしてPCに取り込む事が多いと言う方にはとても便利なスキャナですので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/piqx/xcanex-the-intelligent-book-scanning-station
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