マイクロファイバータオルは良く水分を吸い込み、そして速乾性である事が知られていますが、何故マイクロファイバーはよく水を吸い込むのかご存じですか?
普通の糸の断面は円ですが、マイクロファイバーに使われている糸の断面は三角形が放射線状に並んだ花びらの様になっていて表面積が大きい事と、糸の中心部分にまで切り込みが入っている事で、水分が糸の中心部分にまで吸い込まれて保水力が高い事です。
一般的な断面が円になった糸を使ったタオルは完全に水に浸けて水を吸うまで待てばマイクロファイバーと同じ様に糸の中心部分まで水分を吸収しますが、普通に水分を拭き上げるのに使ったのでは糸の中心部分にまで水分が浸透するのにマイクロファイバーと比べて非常に時間がかかりますので、マイクロファイバーの方が良いと言う事になるわけです。
そのマイクロファイバー製の布でナイロン製の布をサンドイッチにし3層構造にしたタオル「Vita」を今回はご紹介致します。
3層構造の特徴とメリット
では何故この「Vita」は3枚の布を合わせて3層構造にしたのでしょうか?
それは保水力の向上と速乾性を考えての事です。
例えばマイクロファイバー生地を使い3層構造にすると中間層のマイクロファイバーも水分をたくさん吸って保水性は上がりますが、中間層には風が当たらないので両サイドのマイクロファイバー生地に比べて乾きが悪くなります。
一方ナイロンはあまり水を吸いませんのでそれを中間層に持って来る事で、保水性はマイクロファイバー3枚よりも落ちますが、ナイロン生地がマイクロファイバーが吸った水分を弾いて反対側のマイクロファイバー生地に水を吸わせないで、片面使った後に、もう片面で拭き上げるなんて使い方がまずできます。
そして中間層は風が当たらないので乾き辛いので、あえてそこに水を吸わないナイロン生地を使う事でナイロン生地はあまり水分を吸わない事から乾きも早く、結果的にタオルそのものの乾きも早くなると言う訳です。
銀糸を使う事で雑菌の繁殖を抑制
この「Vita」は、マイクロファイバーのおかげで綿生地のタオルと比較して非常に早く乾く性質を持っています。
そのために空気中のカビ菌が付着してもカビ菌が繁殖する前にタオルが乾いてしまいますのでマイクロファイバーで作られたタオルは臭わないのですが、それでも大量にかいた汗を拭いたりすると臭う場合があります。
そこでこの「Vita」では殺菌作用のある銀を使う事で汗に含まれている雑菌を殺して臭わないタオルへと仕上げてあります。
3種2色のラインナップ
そして「Vita」にはフェイス/ハンドタオル(41cm×61cm)、ベンチ/ジムタオル(41cm×122cm)、ヨガ/ビーチタオル(61cm×175cm)と、お風呂上がりに使える大判タオルが用意されているだけでなく色も”HAWAII BLUE”と”ROSE WATER”と言う鮮やかな海によく合う色が2色用意されていますので、詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/vitatowel/triple-layer-anti-bacterial-quick-dry-vita-towel
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