ナイフってどれも同じだと言われていますが、ナイフの刃に使われている金属は主にステンレス鋼と炭素鋼の2種類に分ける事ができます。
ステンレス鋼はご存じの様に錆び辛いので扱いは楽ですが、頻繁にナイフを使われる場合は使用しているとどうしても刃こぼれして行き切れ味が悪くなるため、ステンレス鋼と言えども研がなくてはいけませんが、研ぐのは炭素鋼より難しい所があります。
一方炭素鋼は主な素材が鉄ですので、放置しておけば錆びますので常に気をつけて手入れしなくてはいけませんが、刃は簡単に研ぐ事ができます。
そしてステンレス鋼も炭素鋼も非常にたくさんの種類があり、用途によってたくさんの種類があり、今回はD2鋼を使ったポケットナイフ「FeatherLite Pocket Knife」をご紹介致します。
セミステンレスD2鋼
D2鋼は12%クロムを含むが、クロームの含有率が13%以下の為にステンレス鋼には分類されない俗にダイス鋼やセミステンレス鋼と呼ばれる金属で、硬度が高く硬度が高いので刃持ちが良い反面、研ぎにくく、チップなどに気を付ける必要はありますが、ロープの切断や木の加工、食材の調理、釣った魚の処理にいたるまで幅広い用途に使える鋼材ですので、このポケットナイフ「FeatherLite Pocket Knife」はちょっとした箱の開封からアウトドアやキャンプなどでも様々な用途に使用する事が出来ます。
安心して使えるライナーロック機構
そしてこう言った折り畳みのポケットナイフにおいて1番懸念されるのは使用中に刃が折り畳まれたり、バッグの中で刃が出てしまっていて気付かずにナイフを掴んで手をケガしてしまう事です。
そのために大抵の折り畳みナイフにはセキュリティー機構が備わっているのですが、この「FeatherLite Pocket Knife」にはライナーロック機構と言って、ナイフの柄の中にバネ鋼が入っており、刃を伸ばすと刃の尻の部分とバネ鋼がストレートに並んで刃がバネ鋼に当たって刃が不用意に折り畳まれない様になっています。
そして刃を折り畳む際には刃のお尻に当たっていたバネ鋼を押す事で刃はフリーとなり折り畳む事が出来るのですが、バネ鋼が常に刃にテンションをかけていますので折り畳んでいる途中に刃が突然動いたり、バッグの中で刃が振動で出てしまったりする様な事がないので安心して使えますし、刃を伸ばした状態でも125mm折り畳んでも75mmしかないため、片手で簡単に刃の出し入れが可能です。
ツールとして使えるホール
そしてこのナイフにはカラビナを通す事ができるホールが設けてあるのですが、カラビナを通す以外にマイナスドライバーとして使える様になっていますし、缶の蓋を開けたりする際にも使える様になっています。
更にこの「FeatherLite Pocket Knife」は軽くする為に柄の部分のプレートを肉抜きする事で26gと言う超軽量を実現していますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/peakspec/featherlite-ultra-lightweight-modern-edc-pocket-knife
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