ウチのトイレにはコンセントがないと言う場合であったり、ウチはユニットバスだから温水便座が取り付けられないと思っておられる方っておられませんか?
実は、電源がなくても動く洗浄便座があるのです。
また水道工事はもちろん必要(工事と言っても蛇口からタンクへ伸びる水道管の間にジョイントアダプタを挟み込むだけです)ですが、電源工事をしなくても済むので、コンセントのない古いタイプのトイレやユニットバスに後付できるので、最初からダメだと諦める事はありません。
そこで今回はあえて日本のメーカーの製品ではなくアメリカ生まれの洗浄便座「Narsehole Bidet」をご紹介致します。
水圧で動くから電源不要
ではこの「Narsehole Bidet」は何故電源がなくて動くのかと言いますと、水圧を利用しているからなのです。
「Narsehole Bidet」では操作パネルを操作する事で水道管から取得した水をそのままノズルに流します。
そうするとノズルは水圧によって伸び、ノズルの先端の穴からシャワーの様に水を放出して臀部を洗い流します。
ですからここで気を付けないといけないのは、お尻に当たるのは温水ではなく常温の水だと言う点です。
夏場ですと常温の水でも構わないでしょうけど、冬場は場所によっては水温がかなり低くて使用するのがちょっと辛いかもしれませんが、紙でお尻を切ったりする事もない上にお尻を清潔に保つ事ができ、なおかつトイレットペーパーを大幅に節約できると言うメリットがあります。
操作レバーは蛇口の様なもの
そしてこの「Narsehole Bidet」では操作パネルでヒトデのアイコンに矢印をセットするとお尻洗浄用のノズルに水が流れ、貝殻のアイコンに矢印をセットするとビデ用のノズルに水が流れる様になっています。
また”NOZZLE WASH”にするとノズルに流水が流れてノズルを綺麗に洗浄できる様にもなっています。
また上部のダイヤルは水圧の調整ノズルなのですが、こちらは蛇口のハンドルの様なもので、ここで水圧と水量を調整できるのですが、水道の水圧がそのまま加わり、ホースで直接お尻に水をかけている様なものですから、洗浄能力はバツグンだと言えます。
ネジ穴が回転して、全ての便座にフィット
そして取付に関して問題になるのが便器の形状です。実際メーカーによってはもちろんの事、同じメーカーでも種類や年代によって便座の形状は変わって来ますし、便座を取り付けるネジの間隔やネジのサイズなども様々ありますので、まず温水便座の機能もさることながら自宅の便器のフィットするのかと言う事が重要になって来るのです。
ですがこの「Narsehole Bidet」では便座はそのまま既存の便器のものを継続して使用しますのでそのあたりのフィットするかどうかは考えなくて良く、取付のネジ穴も動く様になっていてどの様な便座にも取り付ける事ができる様になっていますので、まず取付に関しては問題ありません。
そして水道工事もタンク式のトイレであればタンクに接続されている蛇腹のホースを外して分岐水栓を取り付けるだけすし、ユニットバスは洗面台に繋がる水の水道管に取り付けるだけなので、そう難易度は高くありません。
またこの「Narsehole Bidet」は$100程度で取り付けられると言うメリットがあります。
日本のメーカーからもほぼ同じ様な構造や操作方法の洗浄便座が発売されていますが、価格的にはこの「Narsehole Bidet」の方が断然安上がりです。
ただ国内メーカーのものはユニットバスへの設置ですと、お湯用の配管にも接続して温水でお尻やビデを洗えると言うメリットがありますのでちょっと捨てがたい部分もあるのですが、価格的な魅力はこの「Narsehole Bidet」に断然ありますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
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