よく何でも熟成させた方が美味しい、なんて事が言われますが、コーヒーに限って言えば、炒りたて、挽き立て、淹れ立てが1番美味しいのです。
それはコーヒー豆が大量の油分を含んでおり、この油分が空気中の酸素と結びつく事で酸化が進む事と大きく関係しています。
ただ自宅で生の豆を焙煎するとなると、最近では自宅で使える電動の焙煎機なども登場していますが、まだまだ高価ですし、それよりも豆を購入して来て飲む度に挽く方が断然便利ですし、粉にした状態より焙煎した豆の状態で保存しておく方が酸化度合いも低いのでオススメです。
そこで今回は、電動でも手動でもコーヒー豆を挽く事のできるハイブリットグラインダー「Soulhand」をご紹介致します。
手挽きのメリット
今回紹介するコーヒーグラインダー「Soulhand」が何故電動でも手動でもコーヒー豆を挽く事ができる様になっているのか、それは熱と関係があります。
蕎麦の実を挽いて粉にすると言った場合でも同じなのですが、粉にすると言う事はすり潰す事であり、すり潰す際に固いモノと固いもので挟んで粉砕しながら細かな粒にして行きますので、その際には摩擦が起こり摩擦熱が発生します。
そしてスピードが早ければ早いほどこの摩擦熱はたくさん発生しますので、グラインダーや臼は加熱さて温まるので、その熱によって豆や実の酸化が促進されますので、ゆっくりと挽く方が良くそう言う点において手挽きの方がゆっくりとハンドルを回して挽きますので、豆の状態をベストに保ちつつ挽く事ができるからなのです。
また手挽きだと電源が不要なのでどこででもバッテリーを気にせず使えると言うメリットも多いにありますが、1杯分の豆を挽くならまだ良いのですが、何杯分もの豆を挽くとなると味の事はちょっと目をつむり電動の方が断然楽です。
1回で挽ける豆は20g、何杯も淹れるのなら電動
そしてこのグラインダーはハンドルを外し電動モーターを取り付ける事で電動ミルとしても使えます。
この「Soulhand」では1回あたり20gの豆が挽けるのですが、20gと言えばちょうど一人分のコーヒーを淹れる際の豆の量なので、「Soulhand」が1回に挽く事ができる豆の両はちょうど1杯分と言う事に
なります。
つまりお客さんが4人も5人もいらした時など、手で挽いて、1杯1杯手で淹れていたら、いつまでもお客さんを待たせないといけない事になりますので、そこは電動グラインダーに任せて挽いている間に1杯ずつドリップさせて行けばより時短にもなりますし、腕も痛くなりません。
挽き具合は36段階
また豆の粗さに関してはアジャストダイヤルを回して調整する事で36段階に調整する事ができますので、普通のペーパードリップの他、細かく挽く事でエスプレッソ、粗く挽いてフレンチプレスや水出しコーヒーにと最適な細かさに挽く事ができます。
また苦味が苦手と言う方は粗く挽く事で苦いを抑えられますし、コーヒー豆によってもこの豆はエスプレッソに向いているとかペーパードリップに向いているとか色々と性質がありますし、また同じ豆でも挽き方によって全く違う味を味わえる事もあり、グラインダーが1つあれば1つの豆から色々と楽しむ事ができますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/thomsonlee/soulhand-2-in-1-portable-coffee-grinder
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