SHIFTCAMと言う会社は複数の望遠、拡大機能を持ったスライド交換式のレンズを搭載したスマートフォンケースを初めてリリースした会社として有名で、従来の様にクリップで留めるレンズと比較して比較できない程早く交換できる事と、クリップ式の様に振動を加えるとレンズがズレたりする事がないので、撮影の自由度がとても高くなっただけでなく、一方ではレンズマウンを設けたスマートフォンケースをリリースし、明るくて歪みのない高倍率のレンズ等を交換して高画質の撮影ができるタイプも販売しています。
その今回紹介するのが、このSHIFTCAMが初めてリリースするスマートフォン用のグリップ「ProGrip」です。
スマホグリップとは
スマホグリップと言うのは、一眼レフのグリップ(持ち手)部分だけを分離し、スマートフォンを装着する事で、一眼の様にカメラの様に片手持ちでも安定してスマートフォンを持つ事ができるだけでなく、片手でシャッターを切ったり、スマートフォン用のグリップでは、ズームイン・ズームアウトなどの操作を行えたりするものもありますが、この「ProGrip」はシャッター機能のみです。
ただこの「ProGrip」が他のスマホグリップと違うのはスマートフォンの向きを90度回転させる事ができる所で、腕を窮屈に曲げなくてもカメラを回転させる事で縦撮影、横撮影、どちらでも行う事ができますので、とても便利ですし、よりスムーズな撮影が行えます。
バッテリー切れを気にせず撮影
そしてこの「ProGrip」には合計5,200mAhのバッテリーが内蔵されており、スマートフォンを充電しながら撮影をする事ができますので、スマートフォン単体で充電するよりも何倍もバッテリー残量を気にする事なく撮影を行う事が可能です。
また充電方法はQiワイヤレス充電となっていますので、Qiワイヤレス充電に対応したスマートフォンであればほぼ全てのスマートフォンを装着できるユニバーサルデザインとなっており、今年度か来年度にリリースされるであろうiPhone12シリーズでも使用可能となっており、余程横幅の大きいスマートフォンでない限り使用し続ける事ができますので、機種変も安心して出来ます。
スマホスタンドとしても利用可能
そしてこの「ProGrip」はグリップ部分を土台としてスタンドとして自立させると言う、他のスマホグリップにはない機能を備えています。
その為スマートフォンをセットしたまま、縦向きのままであればTikTokの撮影ができますし、横向きにすれば映画や動画、YouTube等を見るのに便利です。
またワイヤレス充電によってバッテリー残量を気にせず動画鑑賞する事ができるだけでなく、「ProGrip」のバッテリー充電はUSB-C PDに対応しており最大18Wで急速充電が可能ですので、USB-C PD出力を備えた電源やモバイルバッテリーを利用すれば外出先でもバッテリーの事は気にせず動画鑑賞を行えます。
また充電用のUSB-C端子は出力も可能なので、「ProGrip」にセットできるサイズのスマートフォンであればケーブルを利用して充電しながら利用できますし、また別のスマートフォンの充電と言った用途にも利用できます。
レンズセットもラインナップ
またSHIFTCAMのスマホケースやレンズを利用されていない方の為に、グリップとスマホケース(これは機種固有のものになります)、そして各種レンズがセットになったラインアップが多数用意され、グリップを収納して持ち歩く為の専用ポーチも今回オプションで用意されています。
また「ProGrip」には三脚が利用できる様に1/4インチのネジ穴が設けられている他、マイクやライトを取り付ける為のシューアダプタも備えており、本格的な撮影もスマートフォンで出来る様になっていますので、利用可能なスマートフォンの機種を含めて詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/shiftcam/progrip-a-reassuring-battery-grip-for-all-mobiles
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